かせきねんりょう‐フリーこう【化石燃料フリー鋼】
鉄鉱石の還元工程で石炭を用いない鉄鋼。フォッシルフリースチール。→グリーンスチール
かせきのもり【化石の森】
石原慎太郎の長編小説。劇薬による殺人に走る医学生の精神の軌跡を描く。昭和45年(1970)刊行。第21回芸術選奨文部大臣賞受賞。昭和48年(1973)、篠田正浩監督により映画化。
かせき‐りん【化石林】
直立した樹幹の化石が地層中に散在しているもの。日本では、石川県の手取川流域の中生代のもの、富山県魚津市の新生代第四紀のものなどがある。
かせき‐れんこん【化石漣痕】
海底などに形成された漣痕がそのまま固結し、化石のように残されたもの。和歌山県の白浜や徳島県の宍喰(ししくい)浦の化石漣痕は、国の天然記念物に指定された。
カセット‐ボンベ
《(和)cassette+Bombe(ドイツ)》カセットこんろに取り付けて使用する、液化石油ガス(LPガス)を充塡(じゅうてん)したボンベ。
かぜにそよぐあし【風にそよぐ葦】
石川達三の長編小説。戦時下の出版社の苦悩を描く。「横浜事件」とよばれた言論弾圧事件をモデルにしている。昭和24年(1949)から連載され、前編が昭和25年(1950)刊行、後編が昭和26年(19...
か‐そう【仮装】
[名](スル) 1 仮に他のものの姿をすること。それらしく見せかけること。「其(その)強硬な態度の何処かに何時でも—に近い弱点があるのを」〈漱石・道草〉 2 (1から)特に、余興や催し物などで扮...
かそ・う【掠ふ】
[動ハ四]《古くは「かそぶ」とも》 1 盗む。奪い取る。かすめる。「天つ日嗣高御座(たかみくら)の次(つぎて)を、—・ひ奪ひ盗まむとして」〈続紀宣命・一九詔〉 2 人目をくらます。ごまかす。「—...
か‐ぞう【加増】
[名](スル)加わってふえること。また、加えふやすこと。特に、禄高や領地などについていう。「一万石を—する」
かた【形/型】
1 (形)物の姿や格好。形状。かたち。「洋服の—が崩れる」「髪の—をととのえる」 2 (形)証拠に残すしるし。保証のしるし。抵当。「カメラを借金の—に置く」 3 (型)ある物のかたちを作り出すた...