かむ‐すぎ【神杉】
「かみすぎ」に同じ。「石上(いそのかみ)布留の—神さぶる」〈万・二四一七〉
かむ‐のぼ・る【神登る/神上る】
[動ラ四]「神(かむ)上(あ)がる」に同じ。「天の原石門(いはと)を開き—・りいましにしかば」〈万・一六七〉
かむ・ぶ【神ぶ】
[動バ上二]神々しくなる。また、老いる。「石上(いそのかみ)布留の神杉—・びにし」〈万・一九二七〉
かむり‐いし【冠石】
⇒笠石(かさいし)
かめがおか‐いせき【亀ヶ岡遺跡】
青森県つがる市にある縄文時代晩期の遺跡。精巧な土器や、土偶・漆器など豊富な遺物を出土。地名は、瓶(かめ)がたくさん掘り出されたことに由来。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つ...
かめ‐の‐て【亀の手/石蜐】
ミョウガガイ科の甲殻類。海岸の岩の割れ目などに群生。全長4センチくらい。頭状部は大小の爪状をした石灰質の殻板からなり、柄部は円筒形で肉質。満潮時に殻板の間から蔓脚(つるあし)を伸ばし、餌を集める。
かめ‐やま【亀山】
京都市右京区の嵯峨にある山。大堰(おおい)川に臨み、嵐山に対する。嵯峨天皇・後嵯峨天皇・亀山上皇の離宮の亀山殿があった。
三重県北部の市。もと東海道の宿場町、石川氏の城下町。緑茶・紅茶や美術...
かめやま‐の‐あだうち【亀山の仇討ち】
元禄14年(1701)、伊勢亀山城下で、石井半蔵・源蔵兄弟が父と兄の敵赤堀源五右衛門を28年目に討った事件。世に元禄曽我といわれ、浄瑠璃などに脚色された。
かめんのめがみ【仮面の女神】
長野県茅野市の中ッ原遺跡から出土した中空土偶の愛称。縄文時代後期前半につくられたもの。全長34センチ、重量2.7キロと大形で、逆三角形の平らな顔が特徴的。平成26年(2014)、国宝に指定された...
カメン‐モスト【Kamen Most】
北マケドニアの首都スコピエを流れるバルダル川に架かる石造アーチ橋。マケドニア語で「石の橋」を意味する。15世紀にオスマン帝国のムラト2世により建造。マケドニア広場と旧市街(スタラチャルシャ)を結...