かろ・い【軽い】
[形][文]かろ・し[ク]「かるい」に同じ。「馴染みの家をぐるぐる回って歩いているうちには、背中の荷が段々—・くなって」〈漱石・門〉 「御心のすこし—・くおはします」〈大鏡・兼家〉
かろうと【屍櫃】
《「からひつ」の音変化。「かろうど」とも》 1 「からひつ(屍櫃)」に同じ。「石の—の蓋のふっとするほど謡ひ入れて」〈虎明狂・二千石〉 2 遺骨を納めるために、墓石の下に設けた石室。
かろ‐がろ【軽軽】
[副]「かるがる」に同じ。「綿入(わたいれ)一枚の出で立ちさえ—とした快い感じを添える」〈漱石・趣味の遺伝〉
カワイアハオ‐きょうかい【カワイアハオ教会】
《Kawaiahao Church》米国ハワイ州、オアフ島南東部の都市ホノルルにある教会。1842年に建造。ホノルル最古のプロテスタント教会として知られ、ハワイ王朝の戴冠式や結婚式などが行われた...
かわ‐ごし【川越し】
1 川を隔てること。また、川を隔てた向こう側。「—に合図を送る」 2 川を歩いて渡ること。 3 「川越し人足」の略。「—も日なたで石を手玉にし」〈柳多留・二〉
かわ‐しんじゅがい【川真珠貝】
カワシンジュガイ科の二枚貝。渓流の小石の間に斜めに突き出す。貝殻は横長の卵形で、殻長7センチくらい。殻表は黒褐色、内面は真珠光沢が強く、養殖真珠の母貝に用いる。本州の日本海側と北海道に分布。たちがい。
かわ‐ひがし【川東】
京都の祇園・石垣町一帯の称。鴨川の東にあることからいう。→川西(かわにし)
かわ‐むし【川虫】
川底の石の下などにいる虫。特にトビケラの幼虫。渓流釣りで餌とする。
かわら【河原/川原/磧】
《「かわはら」の音変化》 1 川の流れに沿う平地で、ふだんは水の流れていない、石や砂の多い所。 2 京都の鴨川の河原。特に、四条河原。
かわら【瓦】
1 粘土を一定の形に作り、瓦窯で焼いたもの。主に屋根を葺(ふ)く材料とするが、床敷きにも用いられる。屋根瓦には本瓦葺き用と桟瓦葺き用とがあり、形状や使用場所によって平瓦・丸瓦・鬼瓦・桟瓦・軒瓦な...