かわら‐ばった【河原蝗虫】
バッタ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。河原にすみ、体は青みを帯びた灰色で、小石の色に似る。後ろ翅(ばね)は青色で、飛ぶとよく目立つ。
かん【棺】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひつぎ 死体を入れて葬る箱。「棺桶(かんおけ)/出棺・石棺・寝棺(ねかん)・納棺」
かん【款】
1 まごころ。また、親しい交わり。 2 法律文や規約などの条項。箇条書き。 3 予算や決算の費目の区分の一。部・款・項・目・節の順となる。 4 金石などに文字をくぼめて刻むこと。また、その文字。...
かん【款】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) 1 打ち解けた心。真心。よしみ。「款待・款談/交款」 2 取り決めの条項。「条款・定款・約款」 3 まとまった金額。「借款」 4 金石にくぼませて...
かん【缶/罐/鑵】
《(英)canまたは(オランダ)kanから。「缶」「罐」「鑵」は当て字》 1 金属の薄い板で作った容器。特に、ブリキ製のものをいう。「石油—」 2 「缶詰」の略。「鮭(さけ)—」
かん‐か【寛仮】
[名](スル)人の罪や欠点などを寛大に扱って、とがめだてをしないこと。「先生を愚弄する様な軽薄な生徒を—しては」〈漱石・坊っちゃん〉
かん‐かん
「髪」「かんざし」の幼児語。「宵子さん—結(い)って上げましょう」〈漱石・彼岸過迄〉
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
かん‐けつ【陥欠】
不備な部分。欠点。「どんな社会だって—のない社会はあるまい」〈漱石・三四郎〉
かんこ‐おどり【かんこ踊(り)】
《「かんこ」は「かっこ(羯鼓)」の音変化》民俗芸能の一。胸に下げた締め太鼓を打ちながら踊るもの。三重県各地、石川県石川郡・福井県大野市などでも行われる。