かんべん‐づよ・い【勘弁強い】
[形][文]かんべんづよ・し[ク]忍耐強い。我慢強い。「流石に—・き若侍も、今は早や怒気一度に面(かお)に顕(あら)われ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
カンポサント【Camposanto】
イタリア中部、トスカーナ州の都市ピサにあるピサ大聖堂に付属する納骨堂。13世紀後半、ジョバンニ=ディ=シモーネの設計で建設が始まり、15世紀に完成した。白大理石によるロマネスク様式の回廊に囲まれ...
カンポス‐ドス‐ゴイタカゼス【Campos dos Goytacazes】
ブラジル南東部、リオデジャネイロ州の都市。周辺では、かつてコーヒーの栽培が盛んで、現在はサトウキビの代表的な産地となっている。沿岸部の沖合では、海底油田の石油採掘が行われている。
かんやひょうばいてつ‐コンス【漢冶萍煤鉄公司】
中国にあった製鉄会社。清末の1907年に、漢陽製鉄所・大冶鉄山・萍郷炭鉱が合併して創立。日本へ大量の鉄鉱石を供給した。現在の華中鋼鉄公司大冶鋼廠にあたる。
かんらん‐がん【橄欖岩】
橄欖石を主成分とする深成岩。変質すると蛇紋岩になる。
かんらん‐せき【橄欖石】
鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黄緑色で、ふつう短柱状の結晶をなす。斜方晶系。塩基性および超塩基性岩の主要な造岩鉱物。特に高品質のものは、ペリドットとよばれて宝石となる。オリビン。
かん‐り【監理】
[名](スル)物事を監督、管理すること。取り締まること。「電波—局」「御前此所へ帰って来て、宅(うち)の事を—する気はないか」〈漱石・こゝろ〉
かん‐りゅう【乾留/乾溜】
[名](スル)固体の有機物を、外気を遮断して加熱分解し、揮発成分と不揮発成分とに分ける操作。石炭乾留・木材乾留など。
カーディフ【Cardiff】
英国ウェールズの都市。ウェールズの南部、ブリストル海峡に注ぐタフ川の河口に位置する港湾都市。産業革命期に石炭の輸出港として急速に発展。20世紀末より臨海地区の再開発が進む一方、カーディフ城やラン...
カーディフ‐じょう【カーディフ城】
《Cardiff Castle》英国ウェールズの都市カーディフにある城。1世紀に造られた古代ローマ人の砦に起源し、ノルマン征服後に再び要塞が築かれた。19世紀に石炭の輸出で富を得た第3代ビュート...