あまくさ‐ど【天草砥】
熊本県天草に産する上質の砥石(といし)。
あま‐ぐり【甘栗】
1 栗の実を熱した小石の中に入れ、糖液を加えて蒸し焼きにしたもの。中国産の小粒の栗を用いる。 2 平安時代、新任の大臣の大饗(たいきょう)のとき、天皇から賜る搗(か)ち栗。
アマゾナイト【amazonite】
青緑色の長石の一種。色は微量の鉛による。花崗岩(かこうがん)中のペグマタイトに産し、ふつう双晶を示す。天河石(てんがせき)。アマゾン石。
アマゾナス‐げきじょう【アマゾナス劇場】
《Teatro Amazonas》ブラジル北部、アマゾナス州の都市マナウスの旧市街にある劇場。19世紀末、ゴム景気の財によってパリのオペラ座を模して建てられ、ヨーロッパから輸入したタイルや大理石...
あま‐たる・い【甘たるい】
[形][文]あまたる・し[ク]《「あまだるい」とも》「あまったるい」に同じ。「—・い強い香が」〈漱石・それから〉
あま‐だり【雨垂り】
1 あまだれ。「簷端(のきば)を繞(めぐ)る—も何と無く物凄じく」〈鉄腸・花間鶯〉 2 軒の雨だれが落ちる所。「坊主が秘蔵の水瓶を、—の石に打ち当ててうち割りて置きつ」〈沙石集・八〉
雨垂(あまだ)れ石(いし)を穿(うが)つ
《「漢書」枚乗伝から》小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。点滴石を穿つ。
あまのいわとわけ‐の‐かみ【天石門別神】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れた天の岩戸を神格化した神。または、岩戸の守護神。櫛石窓(くしいわまど)の神。豊石窓(とよいわまど)の神。
あま‐の‐いわふね【天の岩船/天の磐船】
1 日本神話で、空中を飛ぶ石の船。 2 天の川に浮かぶという空想上の船。
あま‐の‐はら【天の原】
[名] 1 広々とした大空。「—ふりさけ見れば大君の御寿(みいのち)は長く天足らしたり」〈万・一四七〉 2 日本神話で、天上界のこと。高天原。「—石門(いはと)を開き神上がり」〈万・一六七〉 ...