うぶ‐いし【産石】
出産直後に炊く産立(うぶた)て飯の膳にのせる1個または数個の小石。川や軒下の雨だれ跡や氏神の境内から拾ってくる。産神(うぶがみ)のやどったものと考えられている。力石。
ウベア‐とう【ウベア島】
《Ouvéa》ニューカレドニア島北東沖に浮かぶ島。ロワイヨテ諸島に属す。長さ約50キロメートル、幅約7キロメートルの細長い島で、環礁の東縁に位置する。ココヤシから作られる石鹸が名産。主な集落は...
うまず‐め【不生女/石女】
子供のできない女。 [補説]書名別項。→石女
う‐まつり【鵜祭】
石川県羽咋(はくい)市の気多(けた)神社で12月16日に行われる祭り。鵜を神前で放ち、その動きで吉凶を占う。
ウマワカ【Humahuaca】
アルゼンチン北部、フフイ州の町。リオグランデが刻むウマワカ渓谷に位置する。標高約2900メートル。16世紀末に開かれた古い町で、教会や石畳の道をはじめ植民地時代の街並みが残っている。周辺のマイマ...
うみ【海】
文芸雑誌。昭和44年(1969)中央公論社から創刊、昭和59年(1984)終刊。海外作品を多く紹介したほか、村上春樹の評論や唐十郎の戯曲など、さまざまなジャンルの作品を掲載。
近藤啓太郎の長...
うみ‐けむし【海毛虫】
多毛綱ウミケムシ科の環形動物。海岸の石の下や砂地にすみ、夜、水面に泳ぎ出す。体は紡錘形で、体長5〜8センチ、各環節のいぼ足には白く長い剛毛が密生。本州中部以南に分布。
うみ‐だか【海高】
江戸時代、漁業の収穫を石高(こくだか)に換算して表したもの。また、それに対して課した税。実施されたのは少数の漁村であった。海石(うみこく)。
うみ‐つ・ける【生み付ける/産み付ける】
[動カ下一][文]うみつ・く[カ下二] 1 魚や虫などが卵を産んで他の物に付着させる。「海藻に卵を—・ける」 2 生まれつき、ある性質を備えさせる。ある性質や形を受けつがせて産む。「斯ういう性質...
うみ‐ほたる【海蛍】
ミオドコパ目ウミホタル科の甲殻類。太平洋沿岸の内湾によくみられる。体の両側に2枚の石灰質の殻をもち、殻長3ミリほど。夜間に活動し、体内から分泌された発光物質が海水に触れて青白く光る。