すなち‐しょくぶつ【砂地植物】
「砂丘(さきゅう)植物」に同じ。
すなのおんな【砂の女】
安部公房の長編小説。昭和37年(1962)刊。同年、第14回読売文学賞小説賞受賞。昆虫採集の旅に出た男が、砂丘地帯に住む女との同棲を強制され、脱出不可能な砂の穴の中で、自己の存在と自由の認識を...
すな‐やま【砂山】
砂が小高くなった所。砂丘。
セスリム【Sesriem】
ナミビア南西部の村。ナミブ砂漠南部、大砂丘群があるソススフレイの東約60キロメートルに位置し、砂丘観光の拠点になっている。セスリウム。
せんだい‐がわ【千代川】
鳥取県東部を流れる川。中国山地の那岐(なぎ)山付近に源を発して北流し、鳥取市賀露(かろ)で日本海に注ぐ。長さ52キロ。下流域に鳥取平野を形成し、流砂は鳥取砂丘をつくる。河口西方に潟湖(せきこ)の...
せんぼん‐まつばら【千本松原】
静岡県沼津市の海岸。造林されたクロマツの茂る砂丘が続く。千本浜。千本松。
セーブル‐とう【セーブル島】
《Sable Island》カナダ、ノバスコシア州の島。本土最東端のカンソー岬の南東約170キロメートルに位置する。細い三日月状の砂州からなる。砂丘が連なり、池沼が点在する。定住者はなく、気象観...
ソススフレイ【Sossusvlei】
ナミビア南西部、ナミブ砂漠南部にある塩類低地。セスリムの西約60キロメートルに位置する。周辺では高さ約300メートルもの大砂丘群を目にすることができる。
たてやま‐わん【館山湾】
千葉県南西部、浦賀水道に面した湾。北は大房(たいぶさ)岬から南は洲崎(すのさき)に囲まれる。湾奥には約4キロメートルの砂丘が続き、海浜は海水浴場としてにぎわう。南房総国定公園の一部。湾内が波静か...
たね‐が‐いけ【多鯰ヶ池】
鳥取県東部、鳥取市北東部にある湖。面積約2.4平方キロメートル、最大水深16メートル。鳥取砂丘の裏に位置し、浸食谷が砂丘を防いでできた閉塞(へいそく)湖。淡水富栄養湖。山陰海岸国立公園に属する。