あか‐ずな【赤砂】
金剛砂(こんごうしゃ)のこと。
アジアのすな【アジアの砂】
多田裕計の長編小説。昭和31年(1956)刊。戦場で報道員として働く青年の苦悩を描いた戦争文学。
いさ‐ご【砂/沙/砂子】
《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。「浜の—は金銀の」〈謡・鶴亀〉
いちあくのすな【一握の砂】
石川啄木(いしかわたくぼく)の第1歌集。明治43年(1910)刊。1首3行書きの新形式で、生活感情を平易な言葉で表現した短歌551首をのせる。
いもの‐ずな【鋳物砂】
鋳物用の鋳型をつくるために用いる砂。強度が大きく、耐火性・通気性・伸縮性などがよいものを使う。鋳型砂。
いろ‐すな【色砂】
和室の砂壁の上塗りに用いる、色のついた砂。
うぐいす‐ずな【鶯砂】
輝石安山岩の破片を多量に含む緑灰色の砂。小笠原諸島に産し、壁砂に用いる。
お‐どしゃ【御土砂】
密教で行う土砂加持(どしゃかじ)に用いる、洗い清めた白砂。おどさ。
かい‐きんしゃ【海金砂】
カニクサの漢名。
かざん‐さ【火山砂】
火山から放出された砂。