ぜん‐われ【全割れ】
南海トラフ地震の想定震源域において、一度に広い範囲でプレート境界が破壊されて、震源域全体で被害が生じる大規模地震が発生すること。史上確認できる9回の南海トラフ地震のうち、白鳳地震と宝永地震が相当...
そくほう‐りゅうどう【側方流動】
地震で地盤が液状化した際に、地盤が水平方向に移動する現象。水道管などの地下埋設物が破損したり、基礎杭が破壊されて建物が傾斜・倒壊するなどの重大な被害が発生する場合がある。
ソポチャニ‐しゅうどういん【ソポチャニ修道院】
《Manastir Sopoćani》セルビア、ラシュカ地方の都市遺跡スタリラスにある修道院。13世紀の創建。17世紀にオスマン帝国によって破壊されたが、20世紀に入り修復されている。内部には中...
ソンゴムナラ‐とう【ソンゴムナラ島】
《Songo Mnara》タンザニア南東部沖合、インド洋上に浮かぶ小島。14世紀から15世紀に栄えた島で、アラブ人の居住地やモスクなどの廃墟が残る。1981年、隣のキルワキシワニ島に残る遺跡群と...
たい‐でんあつ【耐電圧】
高い電圧がかかっても、絶縁性を失って大電流を通す絶縁破壊を生じにくいこと。
たたき‐こわ・す【叩き壊す】
[動サ五(四)]たたいてめちゃめちゃに破壊する。「壺を—・す」
たつ‐まき【竜巻】
空気の細長くて強い渦巻き。直径数十〜数百メートルで、積乱雲の底から漏斗状に雲が垂れ下がり、海面または地上に達する。風速は毎秒100メートルを超えることもあり、海水・砂塵(さじん)を空中に巻き上げ...
たのしいしゅうまつ【楽しい終末】
池沢夏樹の評論集。平成5年(1993)刊行。資源不足、人口爆発、オゾン層破壊など現代のさまざまな問題をとりあげ、平成6年(1994)の第5回伊藤整文学賞評論部門賞を受賞。
たはつせい‐こうかしょう【多発性硬化症】
中枢神経系の白質部分に、多発的、散在的に髄鞘(ミエリン鞘)が破壊される脱髄変化が起こる病気。原因不明。視力障害・運動失調・感覚異常などの症状がみられる。指定難病の一つ。MS(multiple s...
たはつせい‐こつずいしゅ【多発性骨髄腫】
血液細胞の一つである形質細胞の癌(がん)。免疫グロブリンをつくる形質細胞が癌化すると、異常な抗体が大量に産生され、正常な抗体が著しく減少する。このため免疫機能が低下し、骨髄の造血機能が阻害される...