パナマ‐ビエホ【Panamá Viejo】
パナマの首都パナマの郊外にある遺跡。1519年にスペインが建設した太平洋岸で最初の植民都市があったが、英国の海賊ヘンリー=モーガンに破壊され、廃墟となった。現在は教会や住居の遺構の一部が見られる...
パナマ‐びょう【パナマ病】
1950年代に南米パナマで確認され、世界中に広まったバナナの病気。つる割れ病の一種。フザリウム属の真菌が根から侵入し、導管を通って広がる。感染した株は維管束が破壊され、立ち枯れを起こす。当時、バ...
パバル‐ビハーラ【Pabalu Vihara】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある仏塔。12世紀、シンハラ王朝のパラクラマブフ1世の妃により建立。大小二つの丸みを帯びた円錐台を重ねた、鏡餅のような外観をもつ。最上部に塔があったが、のちの時...
パフォス‐じょう【パフォス城】
《Kastro tis Pafou》キプロス南西部の都市パフォスにある城塞。東ローマ帝国時代の13世紀に港の防備のために建造。16世紀にベネチア共和国により破壊され、オスマン帝国時代に再建。毎年...
パルミラ【Palmyra】
シリア中央部、シリア砂漠にあるオアシス都市の遺跡。アラム語でタドモルといい、ソロモン王が建設したと伝える。2、3世紀にペルシア湾から地中海へ至る中継交易都市として栄えたが、273年にローマ軍に破...
ひかくへいわとし‐せんげん【非核平和都市宣言】
地方自治体が、世界の恒久平和の実現を願って、核兵器や大量破壊兵器の廃絶、非核三原則の遵守を求める立場を表明すること。また、その宣言。
ひかり‐かいり【光解離】
分子が光の照射を受け、原子、イオン、反応性が高い遊離基などに分かれること。成層圏において酸素分子からオゾンを生成したり、逆にオゾン層を破壊する過程の一部になったりする働きがあることが知られている。
ひかり‐ピンセット【光ピンセット】
強力なレーザーを用いて微粒子を捕捉・移動する技術または装置。レーザーの焦点近傍に電場の勾配が生じ、誘電体と見なせる微粒子に対し、焦点に引き寄せられる力がはたらく原理を利用する。扱える微粒子の大き...
ひかり‐めんえきりょうほう【光免疫療法】
特定のがん細胞に結びつく薬剤と光の照射によってがん細胞を破壊する治療法。生体組織内部に到達する近赤外線を照射すると、薬剤が反応して細胞膜を破壊し、細胞外に放出された物質が免疫系を刺激することによ...
ひがし‐ローランドゴリラ【東ローランドゴリラ】
ヒガシゴリラの一亜種。コンゴ民主共和国東部の低地熱帯雨林に分布。1990年代半ばには約1万7000頭が生息していたが、開発や内戦により生息地が破壊され、半減しているとみられる。