しょうか‐きん【硝化菌】
⇒硝化細菌
しょうか‐さいきん【硝化細菌】
アンモニアを亜硝酸塩に、あるいは亜硝酸塩を硝酸塩に酸化し、その際に生ずるエネルギーによって生活する、一群の土壌細菌。前者は亜硝酸菌、後者は硝酸菌に分類される。硝化菌。
しょうか‐さよう【硝化作用】
⇒硝化1
しょうか‐せんいそ【硝化繊維素】
⇒ニトロセルロース
しょうか‐めん【硝化綿】
⇒ニトロセルロース
しょう‐さん【硝酸】
無色で発煙性をもつ液体。通常は水溶液をさす。強い酸化剤で、多くの金属を溶かし、有機化合物を硝化する。工業的にはアンモニアを酸化して製する。肥料・火薬・染料や硝酸塩などの製造原料に使用。化学式HNO3
しょうさん‐アンモニウム【硝酸アンモニウム】
硝酸をアンモニアで中和して得られる化合物。潮解性のある白色の結晶。窒素肥料・爆薬・寒剤などに利用。化学式NH4NO3 硝安。
しょうさん‐エステル【硝酸エステル】
硝酸とアルコールから得られるエステル。多く爆薬として用いられる。ニトログリセリン・ニトロセルロースなど。
しょうさん‐えん【硝酸塩】
金属やその酸化物、炭酸塩などを硝酸に溶かして得られる化合物。水に溶けるものが多い。
しょうさん‐カリウム【硝酸カリウム】
炭酸カリウムを硝酸に溶かして得られる、無色の結晶。天然には硝石として産出。黒色火薬・マッチ・花火・肥料などに利用。化学式KNO3 煙硝。