じへん‐せい【磁変星】
強い磁場をもち、その強さが時間的変化する星。スペクトル線に見られるゼーマン効果により、その存在が明らかになった。磁場の強さは数百ガウスから数万ガウス、数時間から数年の周期で変化するものが知られる...
じ‐ほく【磁北】
磁気コンパスが指す北の方角。一般に、地球の北極を指す子午線の向きとは一致せず、その成す角を偏角という。真北の方向を得るためには偏角の補正をする必要がある。
じ‐ほっきょく【磁北極】
地球上で、磁針の伏角がプラス90度になる地点。地球の北極とは一致しない。北磁極。
じりゅう‐てっこう【磁硫鉄鉱】
鉄の硫化物からなる鉱物。暗褐色で金属光沢があり、磁性を示す。結晶は六方晶系または単斜晶系。接触交代鉱床や熱水鉱床などに、他の硫化鉱物とともに産する。ピローライト。
じ‐りょく【磁力】
磁極間で引き合う力や斥け合う力。広義には電流と磁石、電流と電流との間に働く力など。磁気力。
じりょく‐けい【磁力計】
磁界の強さを測定する装置。小さい磁石を細い線でつり、それにつけた鏡で磁針の回転角を測る。
じりょく‐せん【磁力線】
磁石の正極から負極へ向かう作用曲線。曲線上の各点での接線方向が磁界の方向と一致する。磁気力線。
じりょく‐せんこう【磁力選鉱】
鉱物がもつ磁性の強弱を利用し、磁石によって選鉱すること。磁気選鉱。
じりょくせん‐さいけつごう【磁力線再結合】
⇒磁気リコネクション
じ‐わい【磁歪】
強磁性体が磁化すると、その大きさの100万分の1程度に変形をきたす現象。磁気ひずみ。