さかさ‐はりつけ【逆さ磔】
武家時代の極刑。罪人のからだを逆さにはりつけにしたもの。さかはたもの。さかさばっつけ。さかばっつけ。
さか‐ばっつけ【逆磔】
「逆さ磔(はりつけ)」に同じ。
たく【磔】
[音]タク(漢) [訓]はりつけ 罪人のからだを張りつけて市中にさらすこと。また、罪人を柱にしばって刺し殺す刑。「磔刑・磔殺」
はっ‐つけ【磔】
《「はりつけ」の音変化》 1 「はりつけ」に同じ。「堀頸(ほりくび)にせらるるか、—になるか」〈平治・下〉 2 「磔野郎(はっつけやろう)」に同じ。「何のこんだ、—め」〈浄・矢口渡〉
はり‐つけ【磔】
《張り付けの意》昔の刑罰の一。板や柱にからだを縛りつけ、釘・槍で突き殺すもの。はっつけ。