がい【礙】
[音]ガイ(漢) ゲ(呉) [訓]さまたげる 進行を邪魔して止める。さまたげる。「障礙・阻礙・妨礙・無礙(むげ)」 [補説]「害」を代用字とすることがある。「碍」は俗字。「碍子」などはもっぱら「...
ご‐げ【五礙】
「五障(ごしょう)」に同じ。
しょう‐がい【障害/障碍/障礙】
[名](スル) 1 さまたげること。また、あることをするのに、さまたげとなるものや状況。しょうげ。「旧弊が改革の—になる」「—を乗り越える」「電波—」「立憲公議の美政を組織せんと欲せば、之を—し...
しょう‐げ【障礙/障碍】
障害。妨げ。仏教では、悟りの障害となるものをいう。「最も—の少き運動の道は必らず螺旋的なり」〈露伴・日ぐらし物語〉
じゅうおう‐むげ【縦横無礙】
[名・形動]どの方面にも妨げになるもののないこと。物事が自由自在にできること。また、そのさま。「—な(の)境地」
そ‐がい【阻害/阻礙/阻碍】
[名](スル)さまたげること。じゃますること。「生育を—する」
ぼう‐がい【妨害/妨碍/妨礙】
[名](スル)邪魔をすること。「議事の進行を—する」「営業—」
ぼう‐げ【妨碍/妨礙】
[名](スル)「妨害(ぼうがい)」に同じ。「両人の談を—し去て」〈織田訳・花柳春話〉
む‐げ【無碍/無礙】
[名・形動]妨げのないこと。何ものにもとらわれないこと。また、そのさま。「融通—」「—な、それ故、ひとしお魂にしみる哀感で」〈宮本・伸子〉