とん‐しゅ【頓首】
[名](スル)《「とんじゅ」とも》 1 中国の礼式で、頭を地面にすりつけるように拝礼すること。ぬかずくこと。 2 手紙文の末尾に書き添えて、相手に対する敬意を表す語。「—再拝」
トンド‐ドーニ【(イタリア)Tondo Doni】
⇒聖家族と幼児洗礼者ヨハネ
トーテミズム【totemism】
社会を構成する各血縁集団が、トーテムとの間に特別な関係があるとする信仰や制度。各集団はトーテムの名で呼ばれ、それぞれトーテムとの結びつきを物語る神話や儀礼をもち、その採集や捕食などの禁忌をもつこ...
ど‐いつ【何奴】
[代] 1 不定称の人代名詞。「だれ」のぞんざいな言い方。「そんな無礼を言うのはどこの—だ」 2 不定称の指示代名詞。「どれ」のぞんざいな言い方。「—でも同じだよ」
どう【堂】
[名] 1 古く接客や礼式などに用いた建物。表御殿。表座敷。 2 神仏を祭る建物。 3 多くの人が集まる建物。
[接尾]店の名や雅号・建物の名などに付けて用いる。「大雅—」「哲学—」
如何(どう)致(いた)しまして
1 相手の礼・わび・称賛などの言葉に対して、丁寧に打ち消しながら返すあいさつの言葉。「『たいへんお世話になりました』『—』」 2 相手の思っていることが事実とまったく反するときに用いる言葉。「—...
どうう‐どう【銅烏幢】
元旦の朝賀や即位礼のときなどに、紫宸殿(ししんでん)の南庭に、威儀を加える用具として立てた幢(はた)。高さ3丈(約9.1メートル)の柱の上に、金盤蓮華座を重ね、その上に金銅の3本足の烏(からす)...
どう‐きょう【道教】
中国、古代の民間信仰を基盤とし、不老長生・現世利益を主たる目的として自然発生的に生まれた宗教。のち、仏教への対抗上、神仙説など道家の思想、および仏教の教理儀礼が取り入れられた。5世紀前半、北魏の...
どうぎょう‐ににん【同行二人】
西国巡礼者などがいつも弘法大師と一緒に巡礼しているという意で笠に書きつける語。→西国巡礼 [補説]この語の場合、「同行」を「どうこう」、「二人」を「ふたり」とは読まない。
どう‐ざ【動座】
[名](スル) 1 貴人・神輿(しんよ)などが座所を他に移すこと。 2 相手に対する敬意を表すために座席を離れて礼をすること。