ヌオボ‐じょう【ヌオボ城】
《Castel Nuovo》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリにあるルネサンス様式の城。イタリア語で「新しい城」を意味し、卵城と区別するために命名された。13世紀にアンジュー家のナポリ王カル...
ぬか【額】
1 ひたい。「黒がねの—はありとも帰りてエリスに何とかいわん」〈鴎外・舞姫〉 2 ぬかずくこと。礼拝。「暁の—など、いみじうあはれなり」〈枕・一一九〉
ぬか‐ず・く【額突く/叩頭く】
[動カ五(四)]ひたいを地につけて拝礼する。ひたいが地につくほどに丁寧にお辞儀をする。「主の御前に—・く」
額(ぬか)を突(つ)・く
ひたいを地や床につけるほど丁寧にお辞儀や拝礼をする。叩頭(こうとう)する。ぬかずく。「身を捨てて—・き、祈り申すほどに」〈更級〉
ネオニアーノ‐せんれいどう【ネオニアーノ洗礼堂】
《Battistero Neoniano》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ラベンナにある洗礼堂。5世紀半ば、司祭ネオンにより建造。大聖堂に隣接する。八角形の平面構成の建物で、内部のキュ...
ネオン‐せんれいどう【ネオン洗礼堂】
《Battistero Neoniano》⇒ネオニアーノ洗礼堂
ねぎ‐ごと【祈ぎ事/願ぎ事】
神仏に祈願する事柄。願い事。「若き男女の—の成就したる御礼の印だ」〈木下尚江・良人の自白〉
ね‐つけ【根付】
1 印籠(いんろう)・巾着(きんちゃく)・タバコ入れなどを腰に下げるとき、帯にはさむひもの先端につけてすべりどめとした小形の細工物。材は木・象牙・角・金属などで、人物・動物・器物などが彫刻してあ...
ねり【練り/煉り】
1 練ること。こねること。「小麦粉の—が足りない」「固(かた)—」 2 (練り)生絹(きぎぬ)の不純物を除いてしなやかにすること。また、その糸や織物。 3 (「邌り」とも書く) ㋐祭礼の行列など...
ねり‐しゅ【練り衆/邌り衆】
祭礼で、行列をつくって、ねり歩く人々。「こなたほど鑓(やり)は振らねどもお祓の—」〈浄・阿波鳴渡〉