ふり‐そで【振袖】
1 丈の長い袖。また、その袖のついた、未婚女性の礼装用長着。昔は元服前の男女が用いた。 2 年ごろの娘。「その—めは長門之介に許婚(いひなづけ)の桐姫」〈伎・韓人漢文〉
ふりゅう‐がさ【風流傘】
傘鉾(かさぼこ)の一。祭礼の行列などに持ち歩く、美しく飾った長柄の傘。ふうりゅうがさ。
ふりゅう‐ぐるま【風流車】
祭礼の行列などに引き歩く、美しく飾った車。装飾を施した山車(だし)の類。ふうりゅうぐるま。
ふるふだ‐おさめ【古札納め】
1 年末に古くなったお札を、寺社に納めること。 2 年末に各家を回り、寺社に返納する守り札をもらい集めて礼金を受ける物もらい。「—、雑器売り」〈浮・五人女・四〉
フレイエル‐じょう【フレイエル城】
《Château de Freÿr》ベルギー中南部、ナミュール州、ディナンの近郊にある城。アルデンヌ地方の古城の一つ。16世紀に建造されたルネサンス様式の城館、ロココ様式の小礼拝堂、18世紀に造...
フレジュス【Fréjus】
フランス南東部、プロバンス地方、バール県の都市。海岸保養地。古代ローマ時代の軍港を起源とする。円形闘技場、劇場、水道橋などのローマ遺跡、11世紀から12世紀にかけて建造されたサンレオンス大聖堂、...
フレリョ‐の‐とう【フレリョの塔】
《Hrelyuvata kula/Хрелювата кула》ブルガリア西部、世界遺産(文化遺産)に登録されたリラ修道院にある塔。14世紀にセルビアの貴族フレリョ=ドロゴボラの寄進により建造。...
フロック‐コート【frock coat】
男子用の昼間の礼服。上着丈はひざまであり、ダブルで、襟には黒絹をかぶせ、縞のズボンと組み合わせて着る。現在はモーニングコートが主に用いられる。
ふん‐ゆ【枌楡】
1 ニレの木。 2 《漢の高祖が、故郷の社にあったニレの木を都に移し、神としてまつったところから》神聖な場所。神社。転じて、故郷。「蘋蘩(ひんぱん)の礼怠らず、—の影さかんなり」〈保元・上〉
ぶ‐さほう【無作法/不作法】
[名・形動]礼儀作法にはずれていること。また、そのさま。ぶしつけ。「—な振る舞い」「—を詫(わ)びる」