さいれいぞうし【祭礼草紙】
絵巻。1巻。室町時代の作。祭礼のようすを描いたもので、土佐光重筆と伝える。
さいれき【祭暦】
《原題、(ラテン)Fasti》古代ローマの詩人、オウィディウスによる長編詩。ローマの祝日や祭礼を、その起源となる神話や伝説とともに紹介する作品で、全12巻で構想されたが、6巻まで書き上げた紀元後...
さかがみ‐まつり【逆髪祭】
陰暦9月24日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸(せみまる)神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の髪が逆立って生えていたという伝説があって、逆髪の名が生じた。
さかき‐かき【榊舁き】
祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。
さか‐まくら【坂枕】
践祚(せんそ)・大嘗祭(だいじょうさい)・新嘗祭(しんじょうさい)・神今食(じんこんじき)などの祭礼のとき、薦(こも)で作り、神に奉納した枕。頭をのせる部分が斜めになっている。
さか‐もどし【酒戻し】
借りた酒を返すこと。また、贈られた酒の返礼。江戸時代、「逆戻し」に通じるのを忌み、酒は返さない風習があった。「—はせぬもの故、まあ受け取っておいたぢゃ」〈浄・寿の門松〉
サクラメント【sacrament】
キリストによって定められた神の恩恵にあずかる儀式。カトリック教会では秘跡といい、洗礼・堅信・聖体・ゆるし・病者の塗油・叙階・婚姻の七つ。プロテスタント諸教派では聖礼典(礼典)と称し、洗礼と聖餐(...
さくら‐ゆ【桜湯】
塩漬けにした桜の花に熱湯を注いだ飲み物。婚礼などのめでたい席で茶の代わりに用いる。《季 春》
サグレス‐ようさい【サグレス要塞】
《Fortaleza de Sagres》ポルトガル南西部の町サグレスのサグレス岬にある要塞。16世紀に建造され、18世紀の大地震の後に再建。15世紀にエンリケ航海王子が設立したとされる航海学校...
ささげ‐つつ【捧げ銃】
軍隊の敬礼の一。銃を両手でからだの中央前に垂直にささげ持ち、相手の目に注目する。また、その号令。