あん‐ぽ【安保】
1 「安全保障」の略。「—体制」 2 「日米安全保障条約」の略。 3 「安保闘争」の略。「七〇年—」 4 安全を保つこと。「世交邦政の要は必然其邦を—するにあり」〈森有礼・明六雑誌六〉
いいがい‐な・し【言ひ甲斐無し】
[形ク] 1 とりたてて言うだけの値打ちがない。つまらない。「すべては礼儀を知らず、格式をわきまへざるは—・し」〈沙石集・一〇〉 2 ふがいない。いくじがない。「—・き味方の奴ばら」〈浄・太功記...
いい‐そ・える【言(い)添える】
[動ア下一][文]いひそ・ふ[ハ下二]言葉を付け加える。言い足す。「お礼の言葉を—・える」
いい‐そび・れる【言いそびれる】
[動ラ下一][文]いひそび・る[ラ下二]言い出すきっかけを失って、言えずに終わる。言いはぐれる。「お礼を—・れてしまった」
イェルザレムのよる【イェルザレムの夜】
大原富枝の小説。昭和55年(1980)刊。昭和51年(1976)にカトリックの洗礼を受けた著者が、聖地を巡礼した経験をもとに書かれた紀行文学。
イェルマ【Yerma】
ガルシア=ロルカの戯曲。1934年初演。子宝に恵まれない若い妻の苦悩が引き起こす悲劇を描く。「血の婚礼」「ベルナルダ=アルバの家」とともにロルカの三大悲劇とよばれる。
家(いえ)に杖(つえ)つく
《「礼記」王制から》50歳をいう。昔、中国では50歳になると、家の中で杖をつくことを許された。
いが・める【歪める】
[動マ下一][文]いが・む[マ下二]《「ゆがめる」の音変化》 1 いびつにする。ねじ曲げる。「事実を—・める」「腮(おとがひ)—・めてくれん」〈浄・祇園祭礼〉 2 ひどい目にあわせる。いじめる。...
いぎ‐の‐にょうぼう【威儀の女房】
即位・立后などのとき、儀礼の威容を添えるために並ぶ女房。威儀の命婦(みょうぶ)と女蔵人(にょくろうど)をいう。
いぎ‐の‐みこ【威儀の親王】
即位の礼のとき、儀式の威容を整えることをつかさどり、高御座(たかみくら)のわきに立つ親王。