サングエサ【Sangüesa】
スペイン北東部、ナバラ州の町。アラゴン川沿いに位置する。バスク語名サンゴサ。サンティアゴ‐デ‐コンポステラへの巡礼路が通り、中世に宿場町として栄えた。12世紀から13世紀にかけて建造されたサンタ...
さん‐こ【三顧】
《三国時代の中国で、蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が、諸葛亮(しょかつりょう)を軍師として招くために、その草庵を三度訪れたという、諸葛亮「前出師表」の故事から》人の上に立つ者が仕事を頼みたい人に...
さん‐こう【三行】
三つのよい行い。子が親になすべき、孝養・葬礼・祭事。また、人が重んずべき三つの行い、すなわち、父母に孝行を尽くすこと、賢良な人を友とすること、師や目上に従順であること。
さん‐こつ【散骨】
遺骨を埋葬せず、こまかく砕いて海・野山などにまくこと。また、その葬礼。
さん‐こん【三献】
《「さんごん」とも》中世以降の酒宴の礼法。一献・二献・三献と酒肴(しゅこう)の膳を三度変え、そのたびに大・中・小の杯で1杯ずつ繰り返し、9杯の酒をすすめるもの。式三献。
さんさいのおんな【三彩の女】
森礼子の小説。昭和58年(1983)刊行。
さんさん‐くど【三三九度】
祝儀の際の献杯の礼法。多く、日本風の結婚式のときに新郎新婦が三つ組の杯で、それぞれの杯を3回ずつ合計9回やり取りすること。三三九献。
さん‐ざ【参座】
1 会合に参列すること。「印度の政府にて裁判するに、—の者は土人を用いず」〈福沢・文明論之概略〉 2 年始の礼に行くこと。「夕つ方、御方々の—し給はむとて」〈源・初音〉
サンザッカリア‐きょうかい【サンザッカリア教会】
《Chiesa di San Zaccaria》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにある教会。9世紀にベネディクト修道会の修道院として創建。15世紀末から16世紀初頭にかけて建築家マウロ=コ...
さんざん‐かん【三山冠】
冠の一。巾子(こじ)の部分を三つ山のような形にした黒漆塗りの礼冠(らいかん)。即位のとき、主殿(とのもり)・図書(ずしょ)・賛者などの官人が用いた。