いぎ‐の‐もの【威儀の物】
即位の礼などのとき、参列する武官などが、儀式の威容を整えるために捧げ持つもの。弓・箭(や)・胡簶(やなぐい)・太刀・桙(ほこ)・盾など。
イギリス‐こっきょうかい【イギリス国教会】
1534年、ローマ教会(カトリック)から独立したイギリスの国教会。ヘンリー8世制定の首長令により、国王を最高首長として成立。プロテスタントに属するが、カトリック的儀礼・教義を残している。英国国教...
いざいほう
沖縄県久高島(くだかじま)の神事。午年(うまどし)の旧暦11月に行われる巫女(みこ)集団への加入儀礼で、その島の出身か、または島に嫁した、30歳から70歳までの女性が参加する。
いざよいばし【十六夜橋】
石牟礼道子の小説。不知火(しらぬい)の海辺に住む男とそれを取り巻く3代の女達を描く。平成4年(1992)刊行。平成5年(1993)、第3回紫式部文学賞受賞。
いし‐うち【石打ち】
1 小石を投げ合う遊戯。石投げ。石合戦。《季 夏》 2 婚礼の夜、友人・知人などがその家の中に小石を投げ込む習俗。石の祝い。「祝言の夜の—は、打ち固めるとてめでたけれども」〈浄・井筒業平〉 3 ...
いし‐がっせん【石合戦】
二手に分かれ、石を投げ合って戦うこと。祭礼・年中行事や子供の遊びとして行われた。石打ち。→印地(いんじ)
い‐しょ【緯書】
中国、前漢末から後漢にかけて作られた書物。経書に対するもので、易緯・書緯・詩緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯など多種がある。儒教の経義に関連させながら予言・禍福・吉凶などを説いたもの。後世、儒家の...
衣食(いしょく)足(た)りて礼節(れいせつ)を知(し)る
《「管子」牧民の「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」から》人は、物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。衣食足りて栄...
イスタナ‐バトゥ【Istana Batu】
マレーシア、マレー半島東岸の都市コタバルの市街中心部にある宮殿。1939年、同地のスルターン、イスマイル1世により建造。かつて婚礼や賓客の宿泊などに利用された。現在は博物館になっており、歴代スル...
イスラム‐きょう【イスラム教】
《(アラビア)al-Islām》世界宗教の一。7世紀初めに、アラビアのメッカでムハンマド(マホメット)が創唱した。ユダヤ教・キリスト教と並ぶ一神教で、神からの啓示の記録とされるコーランが聖典。信...