ふじん‐うんどう【婦人運動】
婦人に対する差別を撤廃し、社会的地位・権利の向上を目的とする女性による自覚的な社会運動。近代以降、女性の参政権獲得運動を中心に、男女平等の実現を求めて展開されてきた。女性を主体とする平和運動・消...
ふじん‐かい【婦人会】
女性によって組織された団体。また、その会合。教養・娯楽・社会奉仕などを目的とする。
ふじん‐ほどういん【婦人補導院】
売春防止法違反の罪を犯して補導処分を受けた満20歳以上の女子を収容し、社会生活に適応させるために必要な生活指導や職業補導、更生の妨げとなる心身の障害に対する医療を行い、社会に復帰させることを目的...
ふじん‐もんだい【婦人問題】
女性の社会的、政治的、経済的な権利・地位などに関する社会問題。
ふせん‐うんどう【普選運動】
普通選挙の実現を求める社会運動。明治中期の普通選挙期成同盟会に始まる。大正デモクラシー思想に支えられて第一次大戦後に運動が高揚、大正14年(1925)男子普選のみ実現した。
ふぞく‐うた【風俗歌】
古代、地方の国々に伝承されていた歌。平安時代、宮廷や貴族社会に取り入れられ、宴遊などに歌われた。国風(くにぶり)。国風歌。風俗(ふぞく)。ふうぞくうた。
ふっかつ【復活】
《原題、(ロシア)Voskresenie》レフ=トルストイの長編小説。1899年発表。かつて自分が誘惑した娘カチューシャが無実の罪に問われているのを知ったネフリュードフ公爵が、良心の呵責(かし...
ふっ‐き・る【吹っ切る】
《「ふききる」の音変化》 [動ラ五(四)] 1 はれものなどの膿(うみ)を出す。「便毒(よこね)を—・って病院で切って貰ったのは」〈魯庵・社会百面相〉 2 心の中のわだかまりやためらいの気持ち...
ふつう‐きょういく【普通教育】
人間として、また一般社会人として必要と思われる知識や能力を養うために行われる教育。一般に小・中学校および高等学校普通課程の教育をさす。
ふとう‐かいこ【不当解雇】
使用者(雇用主)が法律や雇用契約上の規定を無視して一方的に雇用契約を解除すること。労働契約法では、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない解雇は、権利を乱用したものとして無効とす...