あまごい‐の‐つかい【祈雨使】
雨乞いのための五竜祭を行うとき、神泉苑や諸社に遣わされる勅使。
いのり【祈り/祷り】
1 神仏に請い願うこと。祈祷(きとう)。祈願。「—を捧げる」 2 能の働事(はたらきごと)の一。山伏や僧(ワキ)が鬼女(シテ)を降伏するさまを演じるもの。小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太...
いのり‐あ・げる【祈り上げる】
[動ガ下一][文]いのりあ・ぐ[ガ下二]「祈る」の謙譲語。多く手紙文に用いられる。「御自愛なさいますよう—・げます」
いの・る【祈る/祷る】
[動ラ五(四)]《動詞「の(宣)る」に接頭語「い(斎)」が付いてできた語》 1 神や仏に請い願う。神仏に祈願する。「家内安全を—・る」「—・るようなまなざし」 2 心から望む。願う。「成功を—・...
うけい【誓ひ/祈ひ】
神に誓うことによって吉凶・成否を占うこと。誓約。「夫(それ)—の中に必ず当(まさ)に子を生むべし」〈神代紀・上〉
うけ・う【誓ふ/祈ふ】
[動ハ四] 1 物事の吉凶・成否を神意によって知ろうとして祈る。「天安河(あめのやすかは)を中に置きて—・ふ時に」〈記・上〉 2 事柄の実現を神に祈る。「水の上に数書くごとき我が命妹に逢はむと—...
うけわし‐げ【祈はしげ】
[形動ナリ]いかにものろわしいようなさま。「弘徽殿(こうきでん)などの—にのたまふ」〈源・紅葉賀〉
き【祈】
[常用漢字] [音]キ(漢) [訓]いのる 神仏に願う。「祈雨・祈願・祈請・祈祷(きとう)・祈念」 [難読]祈年祭(としごいのまつり)
き‐う【祈雨】
降雨を神仏に祈ること。あまごい。《季 夏》
き‐がん【祈願】
[名](スル)ある目的が達成されるように、神仏に祈り願うこと。「世界平和を—する」