そし‐ぜん【祖師禅】
祖師達磨の流れをくむ禅。教外別伝(きょうげべつでん)・不立文字(ふりゅうもんじ)を主張し、言語や文字によらず、直接師から弟子へ以心伝心で悟りが伝えられることを説く。南宗禅。
そ‐しつ【祖室】
《祖師の室内の意》禅門。特に、達磨(だるま)大師の開いた禅門。
そし‐どう【祖師堂】
祖師を祭った堂。特に禅宗で、達磨大師像を安置する堂。
そ‐しん【祖神】
《「そじん」とも》神として祭る祖先。祖先である神。特に、皇室の祖先である天照大神。
そ‐じゅつ【祖述】
[名](スル)先人の説を受け継いで述べること。「師の説を—する」
そ‐せん【祖先】
1 家系の初代。 2 家系の先代以前の人々。 3 一族のもと。「人類の—」
そせん‐すうはい【祖先崇拝】
祖先や祖霊に対する信仰。子孫や一族の加護を祈るのが一般的形態。その集団の結束を固めるのにも役立つ。日本をはじめ、東アジア・アフリカ・古代ヨーロッパなどに見られる。
そ‐そう【祖宗】
君主の、始祖と中興の祖。また、歴代の君主。「—の偉業」
そていじえん【祖庭事苑】
中国の字典。8巻。宋の睦庵善卿撰。1098〜1110年刊。「雲門録」などの禅宗関係の図書から熟語二千四百余語を採録し、その典拠を示して注釈を加えたもの。
そ‐どう【祖堂】
1 先祖を祭った廟(びょう)。祖廟。 2 祖師を祭った堂。祖師堂。