いわい‐だる【祝い樽】
祝儀用の酒樽。角樽(つのだる)・指し樽など。
いわい‐づき【祝月/斎月】
《特に斎(い)み慎む月と考えられたところから》1月・5月・9月の称。その月の1日には、身なりを整えて祝ったり、社寺へ参ったりした。「とりわけ—、鬢付け、元結をととのへ、人交りもしたからう」〈浄・...
いわい‐でん【祝(い)殿】
同族が合同して森などに小祠(しょうし)を建てて祭る神。
いわい‐の‐ぜん【祝(い)の膳】
祝儀のときに出される膳。熨斗(のし)・昆布・勝ち栗(ぐり)をつける習慣がある。
いわい‐ばし【祝(い)箸】
祝儀、特に、正月の膳に用いる白木の箸。太箸。《季 新年》「刈柴の中から選りて—/蝶衣」
いわい‐び【祝(い)日】
祝い事のあるめでたい日。しゅくじつ。
いわいべ‐どき【祝部土器】
⇒須恵器(すえき)
いわい‐ぼう【祝(い)棒】
小正月の、粥占(かゆうら)・成木(なりき)責め・嫁たたきなどの行事に用いる棒。ヌルデ・柳・栗などで作る。いわいぎ。
いわい‐まく【祝(い)幕】
祝い事の際に掛ける幕。特に、歌舞伎で、襲名や初舞台などに際して後援者から贈られる特製の引幕。
いわい‐もの【祝(い)物】
祝いとして贈る物、贈られる物。