てん‐せん【天仙】
天上の仙人。神仙。
とうおうふ【東王父】
中国の伝説上の神仙。東方の蓬莱山(ほうらいさん)上に住んだという。西王母(せいおうぼ)と対置される。東王公。東父。
どう‐きょう【道教】
中国、古代の民間信仰を基盤とし、不老長生・現世利益を主たる目的として自然発生的に生まれた宗教。のち、仏教への対抗上、神仙説など道家の思想、および仏教の教理儀礼が取り入れられた。5世紀前半、北魏の...
どう‐し【道士】
《「どうじ」とも》 1 道義を体得した人。 2 仏道を修めた人。僧侶。 3 道教を修めた人。道人。 4 神仙の術を修めた人。仙人。
どうしゃく‐が【道釈画】
道教や仏教に関係のある人物画。主に、神仙や仏教の羅漢・観音などを画題とする。日本では鎌倉・室町時代に盛行。道釈人物画。
どう‐じゅつ【道術】
道士・方士の行う術。符呪(ふじゅ)・神仙・養生の術などの総称。方術。仙術。
どう‐じん【道人】
1 仏道の修行をする人。また、出家得道した人。どうにん。 2 道教を修めた人。神仙の道を得た人。 3 俗事を捨てた人。世捨て人。
ひょう‐びょう【縹渺/縹緲/瞟眇】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広くはてしないさま。「—たる雪の広野を隔てて」〈鏡花・註文帳〉 2 かすかではっきりとしないさま。「慷慨(こうがい)節義の譚に、神仙—の趣を交ゆ」〈露伴・運命〉
ぶ‐えき【無射】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より一〇律高い音。日本の十二律の神仙(しんせん)にあたる。 2 陰暦9月の異称。
ほう‐し【方士】
《「ほうじ」とも》中国古代において、神仙の術を身につけた者。方術の士。道士。