きっこう‐さよう【拮抗作用】
ある現象に対して、二つの要因が互いにその効果を打ち消し合うように働く作用。交感神経と副交感神経、アドレナリンとインスリンなどにみられる。
きてい‐まく【基底膜】
1 上皮・筋・神経組織が結合組織と接する所にある膜状のもの。ムコ多糖類に富む。 2 内耳の蝸牛(かぎゅう)内部を蝸牛管・前庭階・鼓室階に仕切っている膜。
き‐の‐かた【気の方】
神経衰弱。また、労咳(ろうがい)。「借銭を苦にして—煩うて」〈浮・万金丹・一〉
きぶんへんちょう‐しょう【気分変調症】
抑鬱(よくうつ)的な気分が長期にわたって続く精神疾患。鬱病より症状は軽いが、より長い経過をたどる点で区別される。抑鬱神経症。神経症性鬱病。気分変調性障害。持続性抑鬱障害。
きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
き‐むずかし・い【気難しい】
[形][文]きむづか・し[シク]《「きむつかしい」とも》 1 我が強かったり神経質であったりして扱いにくい。機嫌が取りにくい。「愛想がよさそうに見えて、けっこう—・いところがある」 2 不機嫌で...
きゅう【嗅】
[常用漢字] [音]キュウ(キウ)(漢) [訓]かぐ においをかぐ。「嗅覚・嗅神経」
きゅう‐かん【急癇】
小児の神経病。急に全身痙攣(けいれん)の発作を起こし、それを繰り返して失神する。
きゅう‐しんけい【嗅神経】
鼻腔に分布する嗅細胞から神経突起が伸びたもの。嗅脳に至り、匂いの刺激を中枢に伝える。第一脳神経。
きゅうしんせい‐しんけい【求心性神経】
末梢からの刺激や興奮を中枢へ伝達する神経。感覚神経など。→遠心性神経