きゅうせい‐かいはくずいえん【急性灰白髄炎】
感染症予防法の2類感染症の一。ポリオウイルスが経口的に感染し、中枢神経の主として脊髄(せきずい)の灰白質をおかす病気。小児に多く、かぜに似た症状のあと、手足の麻痺(まひ)が生じる。日本では予防に...
きゅうせい‐のうしょう【急性脳症】
原因不明の中枢神経障害。突然に発症し、高熱・痙攣(けいれん)などの症状があり、重くなると意識不明となり死亡する。
きゅうせい‐ほうしゃせんしょうがい【急性放射線障害】
放射線障害のうち、放射線に被曝した後、数週間以内に症状が現れる障害。短期間に大量の放射線を浴びた場合に生じるもので、吐き気・倦怠感・下痢に始まり、皮膚障害・不妊・造血臓器の機能不全などを起こす。...
きゅう‐のう【嗅脳】
大脳底部の嗅覚に関与する領域。嗅神経の入ってくる部分にある。旧皮質に属し、両生・爬虫(はちゅう)類では広く占めるが、人間では退化して小さい。
きゅうみんゆうどう‐しんけい【休眠誘導神経】
⇒Q神経
キュー‐しんけい【Q神経】
《quiescence-inducing neurons》冬眠のような状態を誘導する神経細胞の一群。多くの哺乳類で、脳の視床下部に存在し、この部分を活性化させると、体温低下と低代謝を引き起こす。...
キューティーえんちょう‐しょうこうぐん【QT延長症候群】
心臓の活動電位の持続時間(QT時間)が異常に長くなり、脈が乱れ、立ちくらみや失神などの発作を起こす遺伝性の疾患。トルサードドポアント(トルサデポワンとも)と呼ばれる独特の心電図波形を示す心室頻拍...
キュー‐ニューロン【Qニューロン】
《quiescence-inducing neurons》⇒Q神経
きょう【橋】
中枢神経の中脳と延髄との間の部分。左右の小脳半球を結ぶ橋ともなっている。腹側を錐体路(すいたいろ)が通り、また第5〜8脳神経の起始細胞群や神経伝導路が複雑に走る。脳橋。
きょうかいせい‐パーソナリティーしょうがい【境界性パーソナリティー障害】
《borderline personality disorder》パーソナリティー障害の一。神経症と精神疾患の境界にあるとみられる病態。ふだんは円満な性格の人がちょっとしたことをきっかけに、残忍...