いささ‐むらたけ【いささ群竹】
少しばかりの竹の茂みの意か。神聖な竹の茂みの意の「斎笹(いささ)」とする説もある。「わが屋戸の—吹く風の音のかそけきこの夕(ゆふへ)かも」〈万・四二九一〉
いしのかね‐の‐いえ【石の鐘の家】
《Dům U Kaminého zvonu》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある邸宅。14世紀の初期ゴシック式の建物で、ボヘミア王バーツラフ2世の娘エリシュカのために建てられた。そ...
イスラム‐れき【イスラム暦】
イスラム教諸国で用いられる太陰暦。ムハンマドによるメッカからメジナへの移住(ヒジュラ)を記念して、のちに陰暦のこの年の元日(西暦622年7月16日)を起点として定めたもので、ヒジュラ暦、マホメッ...
いつ【厳/稜威】
(「いつの」の形で、またはそのまま体言に続けて用いられる) 1 斎(い)み清めたこと。神聖なこと。「—幣(ぬさ)の緒結び」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉 2 勢いの激しいこと。威力の強烈なこと。「—の...
いぶつ‐すうはい【遺物崇拝】
死者や祖先などの遺体・所有物などを、神聖なものとして崇拝すること。
いみ【忌(み)/斎】
《動詞「い(忌)む」の連用形から》 1 (斎)心身を清浄に保ち、けがれを避けて慎むこと。 2 (忌み)死・不浄など、はばかりのあること。 3 (忌み)人の死後、近親者が、しばらくの間家に慎みこも...
インスブルック‐きゅうていきょうかい【インスブルック宮廷教会】
《Hofkirche in Innsbruck》オーストリア西部の都市インスブルックにあるゴシック様式の教会。旧市街に位置する。16世紀半ば、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の霊廟(れいびょう)...
インペラトーレ‐じょう【インペラトーレ城】
《Castello dell' Imperatore》イタリア中部、トスカーナ州の都市プラートにある城。イタリア語で「皇帝の城」を意味する。13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世により建造され...
ウィーナー‐ノイシュタット【Wiener Neustadt】
オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州の都市。首都ウィーンの南約40キロメートルに位置する。12世紀末にバーベンベルク家によりハンガリーに対する防衛拠点が置かれ、19世紀に工業都市となった...
ウェルス【Wels】
オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市。リンツの南西約25キロメートル、ドナウ川の支流トラウン川沿いに位置する。2世紀に古代ローマの属州ノリクムの都が置かれた。中世には交易の拠点となる...