そうしん【喪神】
五味康祐の短編小説。昭和27年(1952)発表。同年、第28回芥川賞受賞。
そ‐しん【祖神】
《「そじん」とも》神として祭る祖先。祖先である神。特に、皇室の祖先である天照大神。
そぞろ‐がみ【漫ろ神】
人の心に取りついてなんとなく誘惑する神。すずろがみ。「—の、物につきて心を狂はせ」〈奥の細道〉
そねざき‐てんじん【曽根崎天神】
大阪市北区曽根崎にある露(つゆの)天神社の通称。祭神は少彦名神・菅原道真。近松門左衛門作の浄瑠璃「曽根崎心中」の女主人公の名をとってお初天神ともいう。
その‐かみ【園神】
平安京の宮内省に祭られていた神。大物主神(おおものぬしのかみ)であるという。そののかみ。→韓神(からかみ)
そのから‐かみ【園韓神】
平安京の宮内省に祭られていた、園神(そのかみ)と韓神(からかみ)の併称。そのからのかみ。
そん‐しん【尊神】
[名](スル)《「そんじん」とも》神をあがめ尊ぶこと。また、その神。「アポルローと称する有名の—にして」〈竜渓・経国美談〉
ぞうか‐の‐さんじん【造化の三神】
古事記で、天地開闢(てんちかいびゃく)のときに高天原(たかまがはら)に出現し、万物生成化育の根源となった三神。天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高皇産霊神(たかみむすひのかみ)・神皇産霊神(...
たいはく‐じん【太白神】
陰陽道(おんようどう)で、方角神の名。金星の精で、大将の姿をし、兵事や凶事をつかさどる。日ごとに遊行の方角を変え、その方角に向かって外出などを忌む。一日回(ひとひめぐ)り。
たいよう‐しん【太陽神】
太陽を信仰の対象として神としたもの。古代神話などにみられる。