まくら‐がみ【枕神】
夢枕に立つ神。夢の中に現れて神託を告げる神。
ま‐じん【魔神】
《「ましん」とも》災いを起こす神。魔の神。悪魔。
ますら‐かみ【益荒神】
男性的で勇ましい神。「あが御子(みこ)、—の御子にまさば、亡(う)せし弓矢いで来(こ)」〈出雲国風土記〉
またら‐じん【摩多羅神】
天台宗で、常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)の守護神。また、玄旨帰命壇(げんしきみょうだん)の本尊。最澄・円仁が唐から帰国の際に出現して守護したと伝えられる。 京都市右京区太秦(うずまさ...
まつしま‐みょうじん【松島明神】
宮城県宮城郡松島町にある紫神社の通称。祭神は天御中主神。旧称、村崎(むらがさき)明神。俗称、紫明神。
まもり‐がみ【守り神】
災難から自分を守ってくれる神。守護神。
まよい‐がみ【迷ひ神】
「まよわしがみ」に同じ。「この辺には、—あんなる辺ぞかし」〈宇治拾遺・一三〉
まよわし‐がみ【迷はし神】
人を迷わせるという神。まよいがみ。「心の臆れたるときは必ず—のおそふものぞ」〈読・雨月・吉備津の釜〉
まろうど‐がみ【客神/客人神】
他の地域から来訪し、その土地で信仰されるようになった神。きゃくじん。
み【神/霊】
霊。神霊。「山つみ」「わたつみ」など、複合語として用いられる。