こども‐ぐみ【子供組】
年齢集団の一。7〜15歳ぐらいの年齢の者が、年中行事や祭礼の際に集まって組を作り、年長者の指揮のもとに一定の村仕事に従事する。
ごう‐はん【強飯】
山盛りの飯を食うことを強制する儀式。日光輪王寺(りんのうじ)で、正月・4月の祭礼、12月の餅練(もちね)りなどに、参詣の大名などに山伏が強要した強飯式(現在は4月2日)が有名。日光責め。
ご‐えん【後宴】
1 神祭の翌日、潔斎(けっさい)を解いたあとで催される酒宴。 2 大きな宴のあと、場所や日を改めたりして、さらに催される宴。「人々のこなたに集ひ給へるついでに、いかで物の音(ね)試みてしがな。私...
ご‐さい【御祭】
夏の土用なかば過ぎに7日間くらい吹く北東風。陰暦6月16、17日の伊勢神宮の祭礼のあるころに吹くのでいう。御祭風。
ごりょう‐まつり【御霊祭】
京都市上京区の上御霊神社、中京区の下御霊神社の祭礼。5月1日から18日まで。祭神は崇道天皇などの怨霊神で、その神霊を鎮めるために行う。《季 夏》→御霊会(え)
さい【祭】
[音]サイ(呉) [訓]まつる まつり [学習漢字]3年 1 まつる。まつり。「祭祀(さいし)・祭礼/祝祭・葬祭・大祭・例祭」 2 記念の催し。「学園祭・前夜祭・文化祭」
さいれいぞうし【祭礼草紙】
絵巻。1巻。室町時代の作。祭礼のようすを描いたもので、土佐光重筆と伝える。
さいれき【祭暦】
《原題、(ラテン)Fasti》古代ローマの詩人、オウィディウスによる長編詩。ローマの祝日や祭礼を、その起源となる神話や伝説とともに紹介する作品で、全12巻で構想されたが、6巻まで書き上げた紀元後...
さかがみ‐まつり【逆髪祭】
陰暦9月24日、滋賀県大津市逢坂の蝉丸(せみまる)神社(関明神)で行われる祭礼。逢坂にあるから坂神の意であるが、古くから蝉丸の髪が逆立って生えていたという伝説があって、逆髪の名が生じた。
さかき‐かき【榊舁き】
祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。