きた‐まつり【北祭】
京都の賀茂神社の例祭である葵(あおい)祭(賀茂の祭)のこと。石清水(いわしみず)八幡宮の祭りを南祭というのに対していう。《季 夏》
きねん‐さい【記念祭】
ある事柄を記念して行う祭りや行事。
きのえね‐まつり【甲子祭(り)】
「甲子待ち」に同じ。
きぶね‐まつり【貴船祭】
6月1日に行われる京都貴船神社の祭礼。もと陰暦4月と11月の1日に行われ、4月の祭礼では付近に生える虎杖(いたどり)を採って、大きさや量を競い、虎杖祭とよばれた。貴船神事。《季 夏》
キリスト‐こうたんさい【キリスト降誕祭】
⇒クリスマス
ぎおん‐まつり【祇園祭】
「祇園会(ぎおんえ)」に同じ。
ぎおん‐りんじさい【祇園臨時祭】
京都の祇園社で、祇園会(ぎおんえ)の翌日、陰暦6月15日に行った祭礼。朝廷から奉幣使が遣わされた。慶応元年(1865)再興されたが、その後は再び廃絶した。
くに‐まつり【国祭】
京都の賀茂神社の本祭。陰暦4月の吉日に行われた。賀茂神社は山城国の地主神であるところからいう。
くま‐まつり【熊祭(り)】
「熊(くま)送り」に同じ。《季 冬》
くらま‐の‐ひまつり【鞍馬の火祭】
鞍馬寺境内にある由岐神社で、10月22日夜に行われる祭礼。若者が松明(たいまつ)をかついで回り、沿道に立て並べた松明の列に火をつけ、一面が火の海となった中を神輿(みこし)が渡御する。《季 秋》