ふく‐ろく【福禄】
1 幸福と俸禄(ほうろく)。しあわせ。 2 「福禄寿」の略。
ふくろく‐じゅ【福禄寿】
中国の道教で理想とされる幸福・俸禄(ほうろく)・長寿命。 七福神の一。背が低く長頭で長いひげをもち、杖(つえ)に経巻を結び、鶴を従えている。幸福・俸禄・長寿の三徳をそなえるという。寿老人と混...
ふくろく‐じん【福禄人】
「福禄寿」に同じ。
ふく‐わかし【福沸(か)し】
1 元日の朝に若水をくんでわかすこと。《季 新年》「灰の静か鍋の静かや—/東洋城」 2 正月に神前に供えた餅(もち)を、7日・15日などに雑煮やかゆの中に入れて食べること。福入り雑煮。《季 新年》
ふく‐わけ【福分け】
[名](スル)祝いの品や人からもらったものを他の人に分けてやること。また、そのもの。福渡し。お裾分(すそわ)け。おふくわけ。
ふく‐わら【福藁】
正月に、門口や庭に敷く新しいわら。《季 新年》
ふく‐わらい【福笑い】
正月の遊びの一。目隠しをして、輪郭だけが描かれたお多福やおかめの絵の上に、別に厚紙で作った目・鼻・唇などを並べ、出来上がりのおかしさを楽しむもの。《季 新年》「目隠しが透いて見えたる—/梓月」
ふっきょう‐だい【福教大】
「福岡教育大学」の略称。
ふっけん【福建】
中国の南東部、台湾海峡に面する省。省都、福州。ほとんどが山地で、茶・ミカン・杉などを産し、沿岸部は出入りに富み、好漁場。華僑にはこの省の出身者が多い。閩(びん)。フーチエン。
ふっけん‐しょう【福建省】
⇒福建