おう‐しゃ【往者】
1 行く人。⇔来者。「—の便利は来者の不便なり」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「者」は漢文の助辞》過ぎ去ったこと。また、その時。既往(きおう)。⇔来者。
おう‐しゅう【奥州】
陸奥(むつ)国の異称。白河・勿来(なこそ)の関から北の磐城(いわき)・岩代・陸前・陸中・陸奥(むつ)5か国の総称。現在の福島・宮城・岩手・青森の4県と秋田県の一部にあたる。 [補説]市名別項。→奥州
おうのう‐ふたん【応能負担】
各自の能力に応じて負担すること。特に、医療・介護・福祉サービスで、所得に応じて対価や保険料を支払うこと。また、所得に応じて租税を負担すること。→応益負担
おうばく‐さん【黄檗山】
中国福建省東部の福清県にある山。福建寺(のち万福寺と改称)が開かれて唐・宋・明代にわたり栄えた。
中国、万福寺の山号。また、その住持の隠元が来日して宇治市に建立した万福寺の山号。→万福寺
おうばく‐しゅう【黄檗宗】
日本の三禅宗の一。承応3年(1654)来日した明僧(みんそう)隠元が開祖で、京都府宇治市の黄檗山万福寺を本山とし、明治9年(1876)臨済宗から独立して一宗となる。教禅一如を提唱、念仏禅に特色が...
おうばく‐りょうり【黄檗料理】
普茶(ふちゃ)料理のこと。黄檗山万福寺で作られたのに始まる。
おう‐ひ【応否】
承諾することと承諾しないこと。「—の返答如何(いかん)」〈福沢・福翁自伝〉
おう‐ぶん【横文】
横に書き連ねた文字。特に、欧米諸国語の文をいうことが多い。「或は—を講じ、或は訳書を読み」〈福沢・学問のすゝめ〉
おう‐ほう【応報】
仏語。善悪の行いに応じて受ける吉凶・禍福の報い。果報。「因果—」
おおい‐はつでんしょ【大飯発電所】
福井県の大島半島、大飯郡おおい町に立地する、関西電力の原子力発電所。すべて加圧水型で、4基のうち昭和54年(1979)に運転開始した1・2号機は、平成30年(2018)3月に運転終了。→原子力発...