おそろしきなかだち【恐ろしきなかだち】
《原題、(スペイン)El gran Galeoto》エチェガライの戯曲。3幕。1881年刊。若い作家の庇護者(ひごしゃ)夫婦の幸福な家庭が、世間のうわさ話のために崩壊していくさまを描く。
お‐たふく【阿多福】
1 「阿多福面」の略。 2 おたふく面のような顔の女性。多く、醜い顔の女性をあざけっていう語。 3 「阿多福風邪」の略。
おなはま【小名浜】
福島県いわき市の地名。旧磐城(いわき)市の中心。太平洋に面する国際貿易港、また遠洋漁業の基地。化学工業が盛ん。
尾(お)に尾(お)を付(つ)・ける
物事を大げさにいう。尾ひれをつける。尾に尾を添える。「天神の不可思議霊怪談は伝え又伝えて枝に枝を生じ—・け」〈福沢・福翁百話〉
鬼(おに)は外(そと)福(ふく)は内(うち)
⇒福は内鬼は外
おのがわ‐こ【小野川湖】
福島県中北部にある堰止(せきと)め湖。明治21年(1888)磐梯山(ばんだいさん)の爆発で小野川がせき止められてできた。面積1.7平方キロメートル、最大深度24.4メートル。磐梯朝日国立公園に属する。
おばあさんのひこうき
佐藤さとるの児童文学作品。昭和41年(1966)刊行。挿絵、村上勉。昭和42年(1967)、野間児童文芸賞、小学館児童出版文化賞および児童福祉文化賞受賞。
おばこ‐ぶし【おばこ節】
秋田・山形・福島県などに分布する民謡。「秋田おばこ」など。
おばま【小浜】
福井県西部の市。もと酒井氏の城下町。小浜湾に面し、中世以来港町として発展。漁業が盛ん。若狭(わかさ)塗の産地。遠敷(おにゅう)川の流域には奈良東大寺のお水取りの水を送る神事で知られる鵜(う)の瀬...
おばま‐わん【小浜湾】
福井県西部、若狭(わかさ)湾のうち東側の内外海(うちとみ)半島と西側の大島半島に囲まれた内湾。湾内はハマチ・真珠養殖が盛ん。湾外は海食による断崖が続き、内外海半島先端の蘇洞門(そとも)は景勝地。...