いっぱん‐いし【一般意志】
《(フランス)volonté générale》私利を追求する個々の意志の集合(全体意志)ではなく、共同の利益のため利己心を捨てて一体となった人民の意志。ルソーが使用しはじめた用語。
えい【鋭】
[名・形動] 1 鋭いこと。また、鋭いさま。「私利を謀るの心極めて—なれば」〈田口・日本開化小史〉 2 鋭い武器。また、すぐれた兵士。「—を執る」「—をすぐる」
え‐こ【依怙】
1 一方だけをひいきにすること。不公平。えこひいき。「あながち—の沙汰にはあたるまいと信じます」〈里見弴・多情仏心〉 2 頼ること。また、頼りにするもの。「父母に早く別れて、まさに人の—なし」〈...
こう‐り【公利】
公共の利益。公益。⇔私利。
し‐えき【私益】
一個人の利益。私利。⇔公益。
し・する【歯する】
[動サ変][文]し・す[サ変]仲間に加わる。同列に立つ。よわいする。「只其私利心の強きが為めに正党に—・せられず」〈竜渓・経国美談〉
し‐よく【私欲/私慾】
自分一人の利益だけを考える気持ち。「—を去る」「私利—」
ずぶ‐ずぶ
[副] 1 水や泥などに深く沈むさま。「足が雪の中に—(と)めり込む」 2 柔らかい物の中へ深く突き入るさま。「針を—(と)刺す」 3 ひどく酔っているさま。「—酔うた足もと見とがめられては」...
せい‐い【誠意】
私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。「—のこもった贈り物」「—を示す」「誠心—」
せい‐じつ【誠実】
[名・形動]私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。「—な人柄」 [派生]せいじつさ[名]