プラテーロとわたし【プラテーロと私】
《原題、(スペイン)Platero y yo》ヒメネスの散文詩。1917年刊。アンダルシア地方の自然や人々について、ロバのプラテーロに語りかける形で描かれている。別邦題「プラテーロとぼく」。
へん‐し【偏私】
公平でないこと。えこひいき。
む‐し【無私】
[名・形動]私的な感情にとらわれたり、利害の計算をしたりしないこと。私心がないこと。また。そのさま。「—な(の)態度で裁定する」「公平—」
むすめとわたし【娘と私】
獅子文六の自伝的小説。昭和28年(1953)から昭和31年(1956)にかけて「主婦之友」誌に連載。昭和36年(1961)、NHKの番組「連続テレビ小説」の第1作目としてテレビドラマ化された。
めっ‐し【滅私】
私心をなくすこと。私利私欲を捨て去ること。「—奉公」
わい【私】
[代] 1 一人称の人代名詞。わし。おれ。「—が話したる」 2 二人称の人代名詞。おまえ。われ。「—はあほやな」 [補説]京阪地方で用いる。
わし【私/儂】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。近世では女性が親しい相手に対して用いたが、現代では男性が、同輩以下の相手に対して用いる。「—がなんとかしよう」「こな様それでも済もぞいの、—は病にな...
わたい【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。多く東京下町の女性や女児などが、親しい相手に対して用いる。あたい。「もう—の名を御存じだよ」〈逍遥・当世書生気質〉
わたくし【私】
[名] 1 自分一人に関係のあること。個人的なこと。「—の用事で欠勤する」⇔公(おおやけ)。 2 公平さを欠いて、自分の都合や利益を優先すること。また、公共のための事物を私物化すること。「—を...
わたし【私】
[代]《「わたくし」の音変化》一人称の人代名詞。「わたくし」のくだけた言い方。現代では自分のことをさす最も一般的な語で、男女とも用いる。近世では主に女性が用いた。「—の家はこの近くです」「—とし...