あいつとわたし【あいつと私】
石坂洋次郎の小説。昭和36年(1961)刊。 中平康監督による映画の題名。昭和36年(1961)公開。日活の配給。出演は石原裕次郎、芦川いづみほか。 河崎義祐監督による映画の題名。昭和51...
あたい【私】
[代]《「あたし」の音変化》一人称の人代名詞。主に東京下町の婦女や小児が用いる。
あたくし【私】
[代]《「わたくし」の音変化》一人称の人代名詞。主として女性が用いる。
あたし【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。「わたし」よりもくだけた言い方。男女ともに用いたが、現在では主に女性が用いる。
あっし【私】
[代]一人称の人代名詞。「わたし」のくだけた言い方。男性、特に職人などが多く用いる、いなせな感じの言い方。
こうし【公私】
公私を混同するmix official [company] business with personal affairs公私ともに多忙な毎日ですI have been busy both off...
そくてんきょし【則天去私】
則天去私の境地に達するtranscend the [one's] self and become one with the universe
むし【無私】
無私の selfless; disinterested公平無私の判定a fair and disinterested judgment
わたくし【私】
1〔自分〕〔主格〕I ((複 we));〔所有格〕my ((複 our));〔目的格〕me ((複 us))それは私のものだThat's mine.2〔公に対して私人〕彼は公と私との区別をつけな...
おうほうじゅんし【枉法徇私】
法を悪用して、私利私欲にはしること。また、正しいきまりを曲げて、わがまま勝手に振る舞うこと。▽「枉」は曲げる、ゆがめる意。「徇」はしたがう意。「法ほうを枉まげて私しに徇したがう」と訓読する。
けんあいむし【兼愛無私】
自他の区別なく、広く人を愛して区別がないこと。中国戦国時代の墨子の思想。▽「兼愛けんあい私わたくし無なし」と訓読する。
こうへいむし【公平無私】
一方に偏ることなく平等で、私心をもたないさま。▽「無私」は私心がないこと。
そくてんきょし【則天去私】
小さな私にとらわれず、身を天地自然にゆだねて生きて行くこと。▽「則天」は天地自然の法則や普遍的な妥当性に従うこと。「去私」は私心を捨て去ること。夏目漱石そうせきが晩年に理想とした境地を表した言葉で、宗教的な悟りを意味するとも、漱石の文学観とも解されている。「天てんに則のっとり私わたくしを去さる」と訓読する。