どくしょ‐の‐あき【読書の秋】
秋が、読書に適した季節であることをいう語。夜が長くなり、読書に充てる時間を多く取れることから。→夜長
なか‐あき【仲秋】
《「仲秋(ちゅうしゅう)」を訓読みにした語》「仲の秋」に同じ。
なか‐の‐あき【仲の秋】
《「仲秋(ちゅうしゅう)」を訓読みにした語》陰暦8月の異称。
なが‐あき【長秋】
この上なく長い年月。長五百秋(ながいおあき)。「万千秋(よろづちあき)の—に」〈祝詞・大殿祭〉
なが‐いおあき【長五百秋】
限りなく長い年月。ながあき。「豊葦原(とよあしはら)の千秋の—の水穂の国」〈記・上〉
はく‐しゅう【白秋】
秋の異称。素秋(そしゅう)。
はつ‐あき【初秋】
秋の初め。孟秋。新秋。しょしゅう。《季 秋》「—や障子さす夜とささぬ夜と/太祇」
はる‐あき【春秋】
1 春と秋。しゅんじゅう。 2 年月。歳月。しゅんじゅう。「平穏に—が過ぎる」
ばく‐しゅう【麦秋】
麦の取り入れをする季節。初夏のころ。むぎあき。むぎのあき。《季 夏》「鳴門見て讃岐—渦をなす/澄雄」 [補説]作品名別項。→麦秋
ばくしゅう【麦秋】
小津安二郎監督・脚本による映画の題名。昭和26年(1951)公開。なかなか結婚しない娘と彼女を心配する家族の日常を描く。第25回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。第6回毎日映画コンク...