こうし‐さいぼう【格子細胞】
動物の脳内にある、方向感覚や相対的な位置関係を認識する神経細胞。海馬に近い嗅内野に存在する。2005年、ノルウェーの神経科学者エドバルト=モーセル、マイブリット=モーセル夫妻により発見。グリッド...
こうしゅうえいせい‐いし【公衆衛生医師】
国(厚生労働省・検疫所・国立保健医療科学院等)、地方公共団体(本庁・保健所・地方衛生研究所等)、医育機関などで公衆衛生業務に就いている医師。
こうしゅうえいせい‐がく【公衆衛生学】
組織された地域社会の努力を通じて、疾病の予防、寿命の延長、身体的・精神的機能の増進を図る、科学および技術を研究する学問。→公衆衛生
こうしょ‐はじめ【講書始】
宮中の新年行事の一。天皇・皇后が、国書・漢書・洋書の3分野について学者の講義を聞くもの。現在では皇太子以下の皇族や首相・最高裁判所長官らも出席し、人文科学・社会科学・自然科学の中から3科目が選ば...
こう‐じゅん【公準】
1 科学的または実践的理論にとって、基本的前提として必要とされる命題。公理と同じく証明不可能ではあるが、公理のような自明性はない。要請。 2 数学で、ユークリッドの「幾何学原本」に表された公理の...
こうぞうか‐プログラミング【構造化プログラミング】
論理構造が明確で、わかりやすいプログラムを作成するための手法。1960年代後半、オランダの計算機科学者エドガー=ダイクストラが提唱。プログラム全体を機能ごとに分割し、処理の手順を順次・選択・反復...
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方...
こうどいりょうひょうか‐せいど【高度医療評価制度】
薬機法の承認等を得ていない医薬品・医療機器を使用する先進的な医療技術を、一定の要件のもとで、保険診療と併用できるようにした制度。平成20年(2008)導入。承認申請に必要な科学的データ収集の迅速...
こうどう‐かがく【行動科学】
人間の行動を実証的に研究し、その法則性を明らかにしようとする科学の領域。心理学・社会学・人類学・精神医学などが含まれ、総合化・学際化などを特徴とする。
こうどう‐しゅぎ【行動主義】
1 科学的心理学は外部から観察し観測できる行動だけを研究対象とすべきだ、という主張。1913年、米国のワトソンによって唱えられ、従来の主観的な内観主義を排して心理学を科学化する働きをした。 2 ...