おお‐はくちょう【大白鳥/大鵠】
カモ科の鳥。全長約1.4メートル。全身白色で、くちばしの黄色い部分はコハクチョウより大きい。脚は黒色。ユーラシア北部で繁殖し、日本には冬鳥として渡来。青森県東津軽郡小湊(こみなと)の渡来地では特...
おお‐はし【大嘴/巨嘴鳥】
キツツキ目オオハシ科の鳥の総称。熱帯アメリカの特産で、全長30〜60センチ。体に比べてくちばしは巨大で、鮮やかな色をしている。オオオオハシは全体に黒色で顔から胸が白く、くちばしは橙(だいだい)色...
おお‐はむ【大波武】
アビ科の海鳥。全長72センチくらい。羽色はシロエリオオハムに似る。潜水して魚などを捕る。北極圏で繁殖し、日本へは冬鳥として渡来。
おおはら‐びょう【大原病】
野兎病(やとびょう)の別名。内科医の大原八郎(1882〜1943)が報告したのでいう。
おおば‐あさがら【大葉麻殻】
エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。葉は楕円形で先がとがる。初夏、白色の小花を多数、下向きにつける。材質が麻殻のようにもろい。
おおば‐ぎぼうし【大葉擬宝珠】
キジカクシ科の多年草。草原に自生する。葉は広楕円形で大きく、根元から束生。7月ごろ、高さ約80センチの花茎を伸ばし、淡紫色のらっぱ状の花が咲く。若葉は食用。唐擬宝珠(とうぎぼうし)。うるい。
おおば‐こ【大葉子/車前草】
オオバコ科の多年草。道端などの踏み固められた所に生える。葉は楕円形で長い柄があり、根際から出る。春から秋、10〜20センチの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。漢方では種子を車前子(しゃぜん...
おお‐ばたん【大巴旦】
インコ科の鳥。全長約50センチ。全身、薄い桃色を帯びた白色で、冠羽は濃い桃色。モルッカ諸島に分布。飼い鳥とされる。
おおば‐ぼだいじゅ【大葉菩提樹】
アオイ科の落葉高木。東北から北海道の山地に自生。葉は円形で先がとがり、裏面に毛があって白く見える。夏、淡黄色の小花が集まってつく。合板原木として利用。
おおば‐やどりぎ【大葉宿木】
オオバヤドリギ科の常緑低木。暖地にみられ、シイ・カシ類に寄生する。葉は厚く、広楕円形。晩秋、赤褐色の花をつけ、実も赤褐色で粘りけがある。こがのやどりぎ。