あゆ‐もどき【鮎擬】
ドジョウ科の淡水魚。全長12センチくらい。鮎に似るが、口に6本のひげをもつ。琵琶湖・淀川と岡山県下の河川に生息。天然記念物。うみどじょう。
あら【𩺊】
1 スズキ科の海水魚。全長約1メートル。体色は紫がかった灰色。北海道以南の日本各地、および中国・フィリピンのやや深海にすむ。冬に美味。おきすずき。 2 海水魚ハタの別名。
あらい‐ぐま【洗熊/浣熊】
食肉目アライグマ科の哺乳類。タヌキに似るが、尾に黒の輪模様がある。木登りがうまく、巣は木の洞につくる。名称は、水辺で食物を探すしぐさが、手を洗う姿に似ることから。南北アメリカの森林地帯に分布。
あら‐かし【粗樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉は堅く、楕円形で先半分の縁にぎざぎざがある。春、尾状の雄花と上向きの雌花とをつける。実はどんぐり。材は家具や木炭にする。くまかし。
あらし‐ぐさ【嵐草】
ユキノシタ科の多年草。高山の草地に自生。葉は手のひら状に裂けている。夏、黄緑色の小花が集まって咲く。
アラジャネス‐こくりつこうえん【アラジャネス国立公園】
《Parque nacional Los Arrayanes》アルゼンチン中西部、ネウケン州にある国立公園。同州北東部のナウエルワピ国立公園内にあったが、1971年に分離独立。ナウエルワピ湖の北...
あらせいとう
アブラナ科の多年草ストックの別名。《季 春》
アラビアゴム‐の‐き【アラビアゴムの木】
マメ科アカシア属の常緑高木。樹皮はすべすべして灰白色。葉は羽状複葉。花は淡黄色または白色で芳香がある。熱帯アフリカに産し、日本には大正の初めに渡来。樹液からアラビアゴムをとる。
あら‐め【荒布】
コンブ科の褐藻。外洋のやや深い海に生える。葉は羽状でカジメに似るが、両面にしわがあり、暗褐色で、乾くと黒くなる。食用や肥料とする。地方によりカジメともいう。《季 春》
あり【蟻】
1 膜翅(まくし)目アリ科の昆虫の総称。体は小形で、黒色または赤褐色。頭・胸・腹部の間がくびれている。1匹の女王アリ、少数の雄アリ、多数の働きアリで集団生活を営む。地中や樹木に巣を作り、時に巨大...