ひ‐ちょう【秘帖】
秘密のことを書いた帳面。
ひ‐ちょく【秘勅】
秘密に出されたみことのり。
ひ‐でん【秘伝】
秘密にして、特別の人にだけ伝授すること。また、その事柄。「—を授ける」 [補説]書名別項。→秘伝
ひでん【秘伝】
高橋治の小説。巨大魚イシナギを釣り上げようとする二人の釣り人の姿を描く。昭和58年(1983)発表。同年、第90回直木賞受賞。
ひ‐とう【秘湯】
辺鄙な場所にあって、人に知られていない温泉。
ひ‐とく【秘匿】
[名](スル)秘密にして隠しておくこと。「情報源を—する」
ひとく‐けいさん【秘匿計算】
⇒秘密計算
ひ‐ふ【秘府】
貴重な文書・器物を保管しておく倉。また、朝廷の書庫。秘閣。秘庫。「—本万葉集抄」
ひ‐ふ【秘符】
神仏の加護がこもり、災厄を除き去るという札。護符。
ひふりゃく【秘府略】
平安初期の類書。1000巻。864・868巻の2巻のみ現存。淳和天皇の勅により、天長8年(831)滋野貞主(しげののさだぬし)が撰。引用書は約1500種に及ぶ、日本最古の百科事典。