おうのう‐ふたん【応能負担】
各自の能力に応じて負担すること。特に、医療・介護・福祉サービスで、所得に応じて対価や保険料を支払うこと。また、所得に応じて租税を負担すること。→応益負担
おおくら‐しょう【大蔵省】
1 国家予算の編成、財務・通貨・金融・証券などに関する事務を担当した国の行政機関。明治2年(1869)設置。平成10年(1998)から12年の間に金融行政を分離した上で、同13年財務省に改組され...
おおやけ‐ごと【公事】
1 朝廷の政務・儀式・行事など。公事(くじ)。「源氏の—知り給ふ筋ならねば」〈源・紅葉賀〉 2 朝廷への奉仕。租税を納め、賦役(ぶやく)に従うことなど。「武蔵国を預けとらせて、—もなさせじ」〈更...
オフショア‐ファンド【offshore fund】
バハマ・バーミューダ・ルクセンブルクなど、外国企業に対し税制上の優遇措置をとっている租税回避地(タックスヘイブン)に登記上の本拠地を置き、各国の有利な株式市場で資産を運用する投資信託。
おん‐ち【隠地】
中世・近世に、隠れて耕作し、検地を受けず、租税を免れた田畑。隠田(おんでん)と隠し畑がある。
かい‐のう【皆納】
[名](スル)租税などを、残らず納めること。「年内に税金を—する」
かい‐めん【改免】
江戸時代、その年の農作物の出来ぐあいによって租税の率を変えたこと。「諸国—の世の中すぐれて」〈浮・永代蔵・一〉
か‐えき【課役】
1 仕事を割り当てること。また、割り当てられた仕事。 2 律令制で、調と役(えき)。租税と夫役(ぶやく)。かやく。
かおく‐ぜい【家屋税】
家屋を課税物件として、その所有者に賦課されていた租税。昭和25年(1950)の税制改革によって市町村税の固定資産税に吸収され、時価を課税標準とする一種の財産税に変わった。
かくてい‐しんこく【確定申告】
所得税・法人税などのように、一定期間内に累積した所得に対して課される租税について、納税義務者が課税期間の終了後、その期間中の課税標準および税額を税務署長に申告すること。