アフタ【AFTA】
《ASEAN Free Trade Area》アセアン自由貿易地域。1994年の第4回アセアン(東南アジア諸国連合)首脳会議で合意された域内自由貿易圏構想。農産品等を除く主要貿易品目の域内関税を...
アフリカせいちょうきかい‐ほう【アフリカ成長機会法】
アフリカ諸国との貿易促進を目的として2005年に制定された米国の法律。対象諸国からの免税輸入品目を拡大し、経済成長を促す。AGOA(African Growth and Opportunitie...
アモイ‐じけん【アモイ事件】
1990年代に中国福建省アモイ市で発生した大規模な密輸・汚職事件。同市の貿易会社が中国共産党や行政・税関・銀行・企業の幹部ら多数と共謀して石油製品・自動車・タバコなどの密輸を繰り返し、多額の関税...
アンカット‐うんどう【アンカット運動】
政府の財政緊縮策によって公的サービスが低下し、国民が負担を強いられる一方で、法人税率の低い国に所得を移転するなどして租税回避を行う企業が存在することから、こうした企業を糾弾する市民運動。2010...
アングラ‐マネー
《underground moneyの略》脱税や密輸など非合法な経済活動で動き、税務当局が捕捉しておらず、したがって政府の経済統計でも把握されていない金。ブラックマネー。
あんせい‐の‐かりじょうやく【安政の仮条約】
安政5年(1858)、大老井伊直弼(いいなおすけ)が、アメリカ・オランダ・ロシア・イギリス・フランスの5か国と順次結んだ通商条約の総称。勅許なく調印したので仮条約とよばれる。箱館・兵庫など5港の...
アンチ‐ダンピング【anti-dumping】
ダンピングによって被害を被る自国の産業を救済するために、相手国の物品に追加的に関税を賦課すること。輸出価格と輸出国の国内価格の差額を上限とする関税(アンチダンピング関税)をかける。アンチダンピン...
アンチダンピング‐かんぜい【アンチダンピング関税】
《anti-dumping tariff》ダンピング価格で輸入される商品に対して課される関税。反ダンピング関税。AD税。
アームズ‐レングス‐ルール【arm's length rule】
税制や通商法などで、互いに支配・従属関係にない当事者間において成立するであろう取引条件や価格を基準とする考え方。独立当事者間原則。
アール‐オー‐アイ【ROI】
《return on investment》投資額に対し、一定期間に稼いだ収益の割合。企業の収益性を測る指標の一つで、数字が大きければ収益性が高くなる。税引き後の営業利益を投下資本で除して表す。...