いっ‐ぷう【一風】
1 一つの流儀・様式。「—を成す」 2 (副詞的に用いる)他のものと、どこか違ったところが見られること。他のものに感じられない一種のおもむき。「—変わっている」 3 掛け軸の表装で、一文字(いち...
いっぷく‐いっしょう【一腹一生】
同じ父母から生まれた兄弟姉妹。一腹一種。「—にてこそましまさね、兄弟なることは眼前なり」〈曽我・一〉
いつか‐ねつ【五日熱】
リケッチアの一種がシラミの媒介で感染し、約5日間隔の発熱、下肢の痛みなどを呈する病気。第一次大戦中に欧州戦線で流行した。塹壕(ざんごう)熱。
いつ‐くさ【五種】
5種類。
いつ‐しょうぞく【五装束】
5種からなる、ひとそろいの武具。普通には鎧(よろい)・鉢巻き・籠手(こて)・脛楯(はいだて)・臑当(すねあ)てをいう。五具足。
いつぞんそうしょ【佚存叢書】
中国では失われたが、日本にだけ現存していた漢籍の叢書。110巻60冊。林述斎編。寛政11年〜文化7年(1799〜1810)刊。「古文孝経」など16種を収録。
いつつ‐がしら【五つ頭】
歌舞伎下座音楽で、鳴り物の一。荒事の見得に伴って用いる。太鼓・大太鼓・笛の3種と、場合によっては大小の鼓(つづみ)をかけ声とともに打ち合わせる。
いつつ‐どうぐ【五つ道具】
江戸時代の大名行列で、槍・打ち物・長柄傘・挟箱(はさみばこ)・袋入れ杖(つえ)の5種。「引き馬に—」〈浄・会稽山〉
いつつ‐もの【五つ物】
5種の射芸。流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)・小笠懸・犬追物(いぬおうもの)・歩射(ぶしゃ)の五つ。
いつとも‐の‐ふみ【五部書】
1 5種の書物を合わせてひと組としたもの。 2 五経(ごきょう)のこと。