えぞ‐ぎく【蝦夷菊】
キク科の一年草。高さ30〜60センチ。卵形の葉が対生する。夏から秋、紫・淡紅・青紫色などの大形の頭状花を開く。中国の原産で、観賞用。多くの園芸品種があり、アスターともいう。薩摩紺菊(さつまこんぎ...
えぞ‐さんしょううお【蝦夷山椒魚】
サンショウウオの一種。北海道の固有種で、森林と止水のある所に生息。全長14〜19センチ。繁殖期は4〜6月ごろ。幼形成熟をするものもある。
えぞ‐しか【蝦夷鹿】
シカの一種。北海道の森林や原野に生息し、やや大形で、体高約1メートル。ニホンジカの亜種とされることもある。
えぞ‐しろちょう【蝦夷白蝶】
シロチョウ科の一種。翅(はね)は白色で、黒いすじがある。日本では北海道に分布。
えぞ‐ぜみ【蝦夷蝉】
セミの一種。体長は翅(はね)の先まで約6.5センチ。体は黒色の地に黄緑色と赤褐色の斑紋があり、翅は透明。本州以南では山地のアカマツの林などにすむが、北海道などでは平地にもみられ、夏、ギャーギャー...
えぞ‐りす【蝦夷栗鼠】
キタリスの亜種。冬毛では耳の先端に総状の長毛が生える。北海道の森林に生息。
え‐だち【役】
1 税の一種として公用の労働に従事すること。え。夫役(ぶやく)。 2 《人民が徴発されて戦争に従軍する意から》戦争。戦役。役(えき)。「新羅の—に由(よ)りて、天皇を葬ること得ず」〈仲哀紀〉
えだ‐つぎ【枝接ぎ】
台木に他の優良種の枝を接ぐこと。
え‐だる【柄樽】
一対の高い柄を付け、それに提げ手を通した酒樽。小売り酒屋が得意先に配達するのに用いた。その一種で、祝儀用として漆塗りにしたものを角樽(つのだる)とよぶ。
エチレン【ethylene】
二重結合をもつ炭化水素の一。無色の可燃性の気体。プロピレンとともに石油化学工業で重要な原料で、ポリエチレン・塩化ビニル・酢酸などの合成に利用。また、植物ホルモンの一種で、果実の熟成を促進するが、...