穴(あな)をあ・ける
1 金を使い込む。欠損を生じさせる。「家計に—・ける」 2 事故などで事の進行に支障をきたし、空白をつくる。「舞台に—・ける」「文集のページに—・ける」
穴(あな)を穿(うが)・つ
人の知らない重要な点や欠陥を、裏面からとらえたり指摘したりする。
穴(あな)を埋(う)・める
1 金銭や人員などの損失、欠損を補う。「新人がレギュラーの—・める」 2 事故などによって生じた空白の時間や間の抜けた場面をうまく補う。「予備の原稿で—・める」
あのう【賀名生】
奈良県五條市の丹生川中流の地区。南北朝時代、後醍醐・後村上天皇の行宮(あんぐう)があった。梅の名所。古くは「穴生」「加名生」などと書いた。
けっ‐きょ【穴居】
[名](スル)ほらあなに住むこと。また、その住居。旧石器時代以来の原始的な居住形式。
けつ【穴/尻】
1 《「あな」の意から》尻(しり)。「—の青い若造」 2 最後。びり。「—から五番目」 3 鍼術(しんじゅつ)で、人体に鍼(はり)を打つべき箇所。
けつ【穴】
[音]ケツ(漢) [訓]あな [学習漢字]6年 〈ケツ〉 1 あな。「穴居/虎穴(こけつ)・洞穴・風穴・墓穴・偕老同穴(かいろうどうけつ)」 2 中国医学で、人体のつぼ。「灸穴(きゅうけつ)・...
けつ‐いれ【穴入れ/尻入れ】
株式などの空売りの後に、思惑どおりにその株価が下がったため、買い戻して利益を確定すること。
けつ‐げき【穴隙】
あな。すきま。
穴隙(けつげき)を鑽(き)・る
《「孟子」滕文公下から。垣などに穴をあけてこっそりのぞく意》男女がひそかに情を通じる。「—・りて密会する男女」〈逍遥・小説神髄〉